Apple Silicon搭載Macのキーボードに刻印された地球儀キー
2020年後期に発売された一部のモデルから、Intelプロセッサからの移行として、新たに搭載されるようになった新しいチップ「Appleシリコン」。
このAppleシリコンチップ搭載のMacでは、「fnキー」に新しく「地球儀アイコン」が刻印されるようになりました。
今回はその地球儀キー(グローバルキー)の使い方と、一緒に使うと便利なショートカットキーをまとめてみました。
地球儀キーの機能を選択する
「システム環境設定」→「キーボード」で「地球儀キーを押して・・・」の右のプルダウンをクリックして、好きな機能を選択します。
- 入力ソースを変更
- 絵文字と記号を表示
- 音声入力を開始(地球儀キーを2回押す)
- 何もしない
例えば、「絵文字と記号を表示」にして地球儀キーを押すと…
絵文字と記号のパレットが表示されます。絵文字や記号を使う機会が多い場合はかなり重宝します。
地球儀キーのショートカット一覧
macOS Monterey(モントレー)での地球儀キーとの組み合わせで機能するショートカットキーがこちら。
- Q・・・新規メモ
- E・・・絵文字と記号
- H・・・デスクトップ表示
- F・・・フルスクリーン
- A・・・ドック表示(アプリを矢印キーで選択してenterで起動できる)
- C・・・コントロールセンター表示
- N・・・通知センター
- M・・・メニュー操作(矢印キーでメニュー項目を操作できる)
「地球儀キー」+「Qキー」では…
新規メモのウィンドウが表示されます。
ちなみに、macOS Montereyではホットキーにクイックメモを割り当てることができるようになりました。
Mission Controlで好きな画面のコーナーに割り当て可能です。
左上に設定してマウスカーソルを画面の左上に持っていくと…
メモの一部が出てくるのでそのままクリックすると新規メモが表示されます。
もう一つ、macOS Montereyのメモ機能で便利なのがクイックメモ。
ブラウザで調べ物してて保存したい内容を選択して右クリックすると、「クイックメモに追加」でメモに保存できるようになります。
クイックメモでメモに簡単に保存できました。
地球儀キーとAキーでドックが表示されます。あとは左右キーでアプリ選択してエンターキーを押せば、アプリをキーボードだけで起動することができます。
地球儀キーとAキーでアプリアイコンが選択されている状態では、「S」でSafari、「G」でGoogle Chromeなどドックに登録してるアプリの頭文字で選択することも可能です。
地球儀キーとCキーで、コントロールセンター表示。ここはこれ以上キーボードで操作はできませんでした。
地球儀キーとNキーで、通知センター(Notification)の表示。
地球儀キーとMキーで、メニュー操作が可能です。上下左右の矢印キーとエンターキーを使えば、キーボードだけでメニュー項目を縦横無尽に移動できます。
新しく搭載された地球儀キー。
使いこなすとより効率良くMacを操作することができそうです。
覚えておきたい機能ですね。
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