iTunesやiPhoneのミュージックに表示されてる「E」のマーク。
これまではレンタルCDを取り込んで聴いてたのであまり見かけませんでしたが、Apple Musicを契約して聴くようになってから頻繁に見かけるようになりました。
さらには、洋楽の曲ではたまに見かけますが、邦楽ではあまり見かけません。
ちょっと気になったので、「E」がどういう意味なのか調べてみました。
「E」は保護者が適性を判断するためのロゴマーク
iTunesやiPhoneのミュージックアプリで、「E」をクリックしてもタップしても何も説明がない。
MacのiTunesで曲の情報を見ても何も記載がない。
唯一ロゴマークにリンクが貼ってあったのがiTunes Store。
そのリンクをクリックすると、こんなページが表示されました。
このロゴ、海外のCDジャケットにプリントされてるのをよく見かけますね。
「Parental Advisory Explicit Content」は、不快な言語表現や暴力的な言葉使い、性的描写、薬物使用など、未成年にとって不適切だと考えられる曲につけられるロゴマーク。
「E」は「Explicit Content (エクスプリシット コンテンツ)」(露骨な表現)の頭文字です。
「Parental Advisory(ペアレンタル アドバイザリー)」は「親への勧告」という意味。つまり、「E」が付いてる曲は子供にとって良くない表現があるから、大人がちゃんと考えて聴かせるかどうか判断しろってことですね。聴かせる場合はきちんとその表現について説明やフォローが必要だってことです。
曲の中で使われる言葉やフレーズ、サウンド、描写は、アーティストが意味や背景を色々と考えて作り上げたもの。一部分だけを取り上げて「いかがわしい」「暴力的だ」と判断するんじゃなくて、それをちゃんと理解した上で判断する必要があります。言葉には様々な意味がある。だから歌詞には何通りもの解釈がある。さらに優しさや鋭さなどその曲が表したいサウンドがある。「Parental Advisory Explicit Content」は、いろんな情報が詰まった曲を正しく伝えるためのガイドラインです。
「E (Explicit)」が表示されてる曲の中身は?
「E」が表示されてる、アルバム「Party Work」の「Quit」という曲。
その歌詞を見てみると...
赤線の部分がどうもその原因のようですね。
何気なく英語の歌を聴いてますが、知らない間に不適切な表現を耳にしてることが多々あります。ただ、幸か不幸か、ヒアリングがちゃんとできないので今の所はほとんど実害はありません。
子供がこれから成長して、もし英語の曲を理解できるようになったら「E」マークについてもちゃんと説明しておきたいと思います。
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