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Apple Watchの自動ロック解除が便利すぎ!持ってて良かったApple Watch。
リリース前から気になってたmacOS Sieraの新機能のひとつ「Apple WatchによるMacの自動ロック解除」。
ほとんどタイトルで言い切っちゃいましたけど、実際に設定してやってみたら・・・何だこの快適さは!というほど便利でした。
macOS Sierraの使える新機能「Apple Watchの自動ロック解除!」
iPhone 5sに初搭載されたTouch ID。当時は、指紋認証によるスムーズなロック解除に感動したもんですが、今回もそれと同じぐらいの便利さ。以下の設定が終わったApple Watchを手首につけているだけでパスワードを入力せずに、自動でMacにログインできます。これ、パスワード入力してたのがアホらしくなるレベルです。
「Apple Watchの自動ロック解除」をするには、いくつか条件があります。
まずは対象のMac。macOS Sierraがインストールされている必要があります。
- MacBook (Early 2015 以降)
- MacBook Pro (Late 2013 以降)
- MacBook Air (Mid 2013 以降)
- Mac mini (Late 2014 以降)
- iMac (Late 2013 以降)
- Mac Pro (Late 2013 以降)
続いて対象のApple Watch。watchOS 3のインストールが必要。初代もちゃんと対象です。
- Apple Watch (第1世代)
- Apple Watch Series 1
- Apple Watch Series 2
設定の手順はこんな感じ。
- Apple ID のセキュリティで2ファクタ認証をオンにする(2ステップ認証はオフに)
- MacでBluetoothとWi-Fiをオンに
- 2ファクタ認証をオンにしたApple IDで、MacとiPhone(Apple Watch)のiCloudにサインイン
- Apple Watchでパスコードをオンに
- Macの「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」→「一般」で「Apple WatchでこのMacのロックを解除できるようにする」にチェックを入れる
ポイントは2ファクタ認証ですね。2ファクタ認証は、これまで主流だった2ステップ確認よりも、さらにセキュリティが強化されたしくみで、Appleに保管しているすべてのデータに本人だけが、本人のデバイスに限りアクセスできるようにする認証方式。この機会に2ステップ確認から2ファクタ認証に移行しておきました。
まず手順1、appleid.apple.comにアクセスして2ステップ確認を無効化し、2ファクタ認証をオンにしました。2ファクタ認証を設定するには「システム環境設定」→「iCloud」→「アカウントの詳細」→「セキュリティ」→「2ファクタ認証を設定」をクリックします。
iPhoneやiPadの場合は、「設定」アプリ →「iCloud」→ 「自分のApple ID」をタップ →「パスワードとセキュリティ」→「2ファクタ認証を設定」をタップします。
手順2〜4が無事に終わればあとは5だけ。Sierraをインストールした対象のMacで「セキュリティとプライバシー」をみてみると…
「Apple WatchでこのMacのロックを解除できるようにする」という項目が表示されてます。Sierraをインストールしていても対象のMacの場合はこの項目は表示されません。
2ファクタ認証を設定していないと、「Apple WatchでこのMacのロックを解除できるようにするには、2ファクタ認証が必要です。」と表示され、先に進めませんのでご注意を。
設定が完了すれば、あとはApple Watchを腕につけて自動ログインするだけ。自動ログインが成功すると、
Apple Watchには「Macのロック解除済み」のメッセージが通知されます。
これができるようになって、本当にロック解除が楽になりました。これまで、スリープとスクリーンセーバの解除時にパスワードを入力するようにしていましたが、この手間がなくなってしまいました。手間は減ったけどセキュリティは高くなってる、Sierraは理想のアップデートですね。