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単3電池 1本満充電に1円もかからないエネループ、使ってますか?
これまでは、エネループの単3電池4本を使い回してました。最近、エネループのコスパがあまりにも良すぎるということに改めて気付きまして、追加購入を考えてました。そんな時にタイミングよくAmazonのタイムセールが開催されてましたので、エネループ代替候補No.1のこの電池を購入。
タイムセールされていたのは『Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池 単3形4個パック』。
この電池、タイムセールじゃない時でも4本900円前後で販売されているAmazonオリジナルの充電式ニッケル水素電池です。エネループ純正品だと4本で約1,100円ちょっとなので、約200円ほど安いことになりますね。
意外と性能が良い Amazonベーシック充電式ニッケル水素電池
Amazonベーシックってどうせどっかの性能が低くて安いモノをAmazonブランドとして販売しているんだろうと思ってましたが、なかなかモノは悪くないようです。
優れた保存特性
Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池(充電済み)は、低自己放電技術が活かされています。長い期間電池を放置していた場合でも、必要な時にはすぐに使用することができます。
充電した状態で長く放置していても放電がかなり少ない!2年半放置しても15%しか放電しません!低自己放電技術のおかげですね。
優れた容量維持
ニッケル水素電池は、長期保管後に製造後の容量に対し、ある程度の不可逆な容量低下(パーマネントロス)を起こすことがあります。この容量低下により、電池寿命・特性が低下する場合があります。Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池では、容量回復技術により、この問題を回避しています。
おぉ!3年間未使用で保管後でも、フル充電が可能!とはすごいですね。長期間の放置後でも容量低下(パーマネントロス)を最小限に抑えてあります。
優れた使用感
Amazonベーシックは繰り返し使用ができるだけではなく、さまざまな用途・機器において、その威力を発揮します。例えば使い捨てのアルカリ電池と比較した場合、Amazonベーシック充電式ニッケル水素電池は、デジタルカメラや電動歯ブラシ、懐中電灯など、特に高出力の機器において、そのパワーを十分に発揮します。
ICレコーダーや壁時計など、物によっては汎用アルカリマンガン電池の方が勝っている項目もあるんですね。ただし、これに加えて約1000回繰り返し充電して使用できることを考えると、ニッケル水素電池の圧勝です。
放置後でも低下しにくい放電特性
例えば備え付けの懐中電灯を使用するとき、従来のニッケル水素電池を使用した懐中電灯では、機器内での放置後、作動電圧が低下し、光度が低くなる場合があります。これは、保管により電池の作動電圧が著しく低下することによるものです。
長期保管後でも作動電圧の低下が小さいということは、特に長期間放置する機器に有効です。普段はあまり使わないけど、万が一の時にちゃんと使えないと意味がありませんからね。
充電1回あたりの電気代2本充電でもわずか0.4円以下
4本充電でも電気代わずか約1円(1本あたり約0.189円)。
とても経済的です
計算例)充電器BQ-CC57で単三2本を使用した場合。
充電器の消費電力:7W(0.007kW) 充電時間:2時間(4h)
電気料金単価:27円/kWh (税込)で計算
電気料金:0.007kW×2h×27円/kWh=0.378円÷2=0.189円/本
その他の特徴
- 出荷時にクリーンなソーラーパワーを使用し、事前に充電されているので、お手元に届いたらすぐに使用可能
- 低温環境下での放電特性に優れるため、冬のレジャーでの使用で威力を発揮
- 充電して繰り返し使用可能。使用可能回数1,000回
- Amazonベーシック 1年間限定保証付き
使用可能な充電器について
「Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池 単3形4個パック」には充電器は付いてません。専用の充電器もありません。じゃ、充電器はどうすんだってことになりますが、ニッケル水素電池用の充電器であれば問題なく充電できると思います。
エネループと一緒についてきた急速充電器「NC-MDR02」で充電してみましたが、熱くなりすぎたりといった問題もなく、普通に充電できました。電池も普通に使えてます。
エネループとどっちがお得?
結局はエネループとどっちがいいのかってことですが、単3形4本入りの『Panasonic eneloop 単3形充電池 4本パック スタンダードモデル BK-3MCC/4』と比較してみまししょう。
2015年8月31日時点の価格は、
Amazon電池:898円
エネループ:1,100円です。
この2つでこのほかに大きく差があるのが繰り返し使用回数。
Amazon電池:898円 使用回数 1,000回。
エネループ:1,100円 使用回数2,100回。
価格は200円安いけど、繰り返し使用可能回数が約2倍違います。
これをどう判断するかですかね。
例えば1日1回充電したとしても、1,000回だと2.7年、2,100回だと5.7年使えます。200円の差で3年間の違いが生まれます。ただ、普通に考えたら毎日充電することはほぼないので、2日に1回充電すると考えたらそれそれ2倍の5.4年、11.5年も使うことになります。
これだけ見ると断然エネループ!と思ってしまいますが、ここでポイントになるのがニッケル水素電池の寿命。各メーカーの繰り返し使用可能回数というのはJISの試験規格で行った場合の回数。僕たちが普段使用する際に、JISと同じ条件で何百回も繰り返し使用することはほとんど不可能です。とくに、過放電放置(使い切った状態で充電せず長期放置すること)や高温にさらす(炎天下の自動車の中や暖房機の近くなどで使用したり、放置する)などを行うと、電池の寿命が著しく低下します。
だから、1,000回、2,100回の繰り返し使用可能!といっても、その通りに使えることはほとんどありません。でもまぁ、多いに越したことはありませんけどね。
というわけで、僕の場合は今回購入したAmazonベーシック充電式ニッケル水素電池を使いながら、とくに問題がなさそうであれば、コスパ重視でAmazonのニッケル水素電池を買い続ける、ことにしようと思います。
Amazonベーシック充電式ニッケル水素電池の写真
最後に商品パッケージなどの写真をどうそ。
フラストレーション・フリー・パッケージで届きました。
パッケージを開けると、簡易な説明書が1つ。
説明書の下にニッケル水素電池が入ってました。
フラストレーション・フリー・パッケージ、なかなかいいですね。チープな感じもなく、シンプルで開けやすかったです。