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たまには現実を忘れて、歴史小説に没頭するのはどうですか?
先日、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」第1巻を読み終えました。
7月下旬にアマゾンで開催されていた30%ポイントキャンペーンの時に買っておいたのを少しずつ読んでおりました。
坂本龍馬については、これまで小山ゆうのマンガ「お〜い!竜馬」と、2010年にNHKで放送された「龍馬伝」(リアルタイムでは見ずに、現在NHK BSプレミアムで毎週土曜日に再放送されているのを楽しみにしてます。)でしか見たことがなく、この「竜馬がゆく」については、Kindle版が発売されたのをきっかけに1巻だけ読んでみようかと買ったのが読み始めたきっかけです。
小山ゆうの龍馬はちょっと明るすぎ(場面によって)、龍馬伝の福山雅治演じる龍馬はちょっと頼りない感じ(&かっこよすぎ)。
それに比べて司馬遼太郎の龍馬は、小説ということもあり龍馬の容姿が頭の中で勝手に作り上げられるせいもあって、自分のイメージする龍馬ぴったりに作り上げられてしまいました。
これまでに知っていた登場人物、例えば、武市半平太が鏡心明智流の塾頭になるほどの優れた剣術家だったということや、岡田以蔵がちゃんと礼儀を重んじるような人だったんだということ、千葉重太郎に奥さんがいて龍馬が好きなタイプだったことなど、いろいろとこれまで知裸なかった情報が細かく描写されていて、すごく新鮮でした。
立ち回りの描写に関しては、池波正太郎の「鬼平犯科帳」に軍配が上がりますが、坂本龍馬が有名になったきっかけとなったこの「竜馬がゆく」もじっくりと楽しんで読みたいと思います。
ただ、ずいぶんと史実と異なる部分もあるようなので、そこは要注意ですね。
ちなみに、坂本りょうまの「りょう」は、「龍」が正解です。
この竜馬がゆくが大ベストセラーになったおかげで、坂本”竜馬”と勘違いする人が増えたそうですよ。
たまには息抜きに歴史小説もいいもんです。日本の歴史も学べますよ。