ガチなキヤノンユーザーですが Nikon Zf を予約しました。

Nikon Zf

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Nikonを使うのは約7年ぶり。

こんにちは!普段はキヤノンのR3とR5 Mark IIをガンガン使ってるスーログのタカノです。年間数回あるスポーツ写真撮影の仕事(今後もっと増やしていきたい)ではキヤノンはなくてはならない相棒です。また、普段の動画撮影でもC-Log2やC-Log3が好きすぎて、もうキヤノンからは離れられない体になってるわけですが、約7年ぶりにNikonのカメラに戻ります!

予約したのはNikon Zf。

仕事ではキヤノンの動体AF性能とカメラの使い勝手の良さに全幅の信頼を置いていますが、趣味のカメラとしてはこれまで富士フイルムのAPS-C機を愛用してきました。途中、ライカQ3やGFX100SIIも使いましたが、今手元に残ってるのはFujifilm X-T5です。

そんな私が、ついにNikon Zfを予約してしまいました!今回はその理由やNikon Zfの魅力、スペック、発売日、そしてこのカメラの位置付けやどんな人に人気なのか、についてまとめてみました。

実はNikon歴は13年!初カメラはD50でした

私がカメラを最初に購入したのが2005年。長女誕生がきっかけでNikon D50を購入しました。

それからキヤノンに買い替える2018年まで、D50→D7000→D750と使ってきたので、実はキヤノンよりニコンの方が使用歴は長いんです。キヤノンは2018年から2025年なのでまだ7年ほどしか経過してないんです。じゃ、なぜ、13年も使ってたニコンをキヤノンに買い替えることになったのか…、その理由は下記をご覧ください。

Nikon Zfを予約した理由

オールドレンスに最適なカメラってどれ?

趣味カメラとして富士フイルムのカメラを気に入って使ってたんですが、どうもここ最近、Nikon Zfが頭から離れない。特に、「フォクトレンダー Nokton Classic S.C 35mm f1.4 II」をはじめ、マニュアルレンズ(オールドレンズ)を複数使ってたんですが、

マニュアルレンズを使うのに最適なカメラってなんだろう?

と考えることが多くなりました。

X-T5はボタンを押して拡大表示後にシャッターボタンを半押しで拡大がリセットされるので、ピントを合わせた後の構図の微調整からシャッターを切るまでが実にスムーズ。これは下位モデルのX-T50やX-M5ではできないこと。なので、X-T5が最強のマニュアルレンズ用カメラだと思ってたんですが、以下の動画を見てその考えが変わってきました。

もともとオールドレンズは35mmフイルムカメラ用に最適化されてるレンズなので、色の再現や空気感など撮影した時の雰囲気がAPS-Cよりもフルサイズセンサーの方が出やすい、ということらしいです。

あと、個人的にはAPS-Cセンサーの軽快さや独特の色味は好きなんですが、やっぱりフルサイズならではのボケ感や高感度性能、ダイナミックレンジの広さを趣味の撮影でも味わいたい!そういう思いがどんどん膨れ上がって、ついにNikon Zfをポチったっていうわけです。

愛用レンズ「フォクトレンダー Nokton Classic S.C 35mm f1.4 II」との相性を試したい

Nokton Classic S.C 35mm f1.4 II

もう一つの大きな理由は、愛用しているマニュアルフォーカスレンズ「フォクトレンダー Nokton Classic S.C 35mm f1.4 II」です。マウント変換アダプターを介して使ってます。このレンズは、そのクラシカルな描写と独特のフレア感が気に入ってます。

ただ、一時期このレンズをフルサイズのSIGMA fpで使ったことがあったんですが、ボケ感と雰囲気がまるで違うんです!あの時の感動がまだ忘れられなくて、Zfのフルサイズセンサーでの描写がどうなるのかすごく気になりました。Zfのクラシックなデザインとも相性バッチリだろうなと想像して、ワクワクが止まりませんでした!

キヤノンとの棲み分け

仕事ではキヤノンR3とR5 Mark IIの高速AFや動画性能が欠かせません。でも、趣味の撮影ではもっとゆったり、じっくり、カメラを「触る楽しさ」を味わいたいんです。Nikon Zfのレトロなダイヤル操作や真鍮パーツの質感は、撮影体験そのものをより楽しませてくれそう。仕事と趣味のカメラを完全に分けることで、撮影の気分もガラッと切り替えられるかなと思っています。

キヤノンもクラシックカメラを開発中?

キヤノンの噂も追ってますが、キヤノンがヘリテージデザインのカメラを開発してるなんて話も出てきてますね。ただ、2025年中になるのか、来年以降になるのかは全く不明です。なので、それまではまずZfを楽しむつもりです。

Nikon Zfの発売日と主なスペック

Nikon Zfは2023年10月27日に発売されました。価格はボディ単体で約30万円、40mm f/2(SE)レンズキットで約33万円(税込、店頭予想価格)。以下は主なスペックです。

  • センサー:有効画素数2450万画素 フルサイズ(FXフォーマット)裏面照射型CMOSセンサー
  • 画像処理エンジン:EXPEED 7(Z 9と同じ高性能エンジン)
  • ISO感度:静止画100~64000、動画100~51200
  • AF性能:299点のオートエリアAF、9種類の被写体検知(人物、動物、鳥など)
  • 手ブレ補正:ボディ内8段補正
  • 動画:4K UHD(6Kオーバーサンプリング)、H.265 10-bit対応
  • 特筆機能
    • モノクローム専用レバー(フラットモノクローム、ディープトーンモニクローム搭載)
    • ピクセルシフト撮影(約9600万画素相当の高解像度)
    • バリアングル式3.2型210万ドットモニター
  • デザイン:ニコンFM2をモチーフにしたヘリテージデザイン、真鍮製ダイヤル、プレミアムエクステリア張替サービス(モスグリーン、ボルドーレッドなど6色)
  • サイズ・重量:約144×103×49mm、約710g

スペックを見ると、Z 6IIをベースにしつつ、Z 9やZ 8の最新技術を詰め込んだ一台。クラシックな見た目とは裏腹に、現代的な性能がしっかり備わっています。

ファームウェアVer.2.0によりフレキシブルカラーピクチャーコントロールにも対応しました。また、マニュアルレンズで拡大表示してる場合でもシャッター半押しで拡大が解除されるようになりました。X-T5と同じような感覚で使えます。

Nikon Zfの位置付け

Nikon Zfは、ニコンのZシリーズの中でも「ヘリテージデザイン」を前面に押し出したフルサイズミラーレスカメラです。1982年発売のフィルムカメラ「FM2」にインスパイアされた外観は、クラシックカメラの佇まいを愛する人に刺さるデザイン。APS-CフォーマットのZfcの成功を受け、フルサイズ版として登場したZfは、趣味性の高さと実用性を両立させています。

性能面では、Z 6IIと同等の2450万画素センサーを採用しつつ、フラッグシップモデルZ 9と同じEXPEED 7エンジンを搭載。AF性能や手ブレ補正も強化されており、プロユースにも耐えうるスペックを持ちます。特にモノクローム撮影に特化した機能やピクセルシフト撮影は、写真表現を追求するユーザーに訴求するポイントです。

ニコンが「愛おしさを形に」と謳う通り、Zfは「撮影する楽しさ」を重視したカメラ。仕事でバリバリ使うというより、じっくり構図を考えたり、ダイヤルをカチカチ回しながら設定を調整する喜びを味わいたい人に最適です。フルサイズミラーレスとしては世界初のクラシックデザイン機でもあり、ライバルである富士フイルムやOMシステムのレトロ系カメラとは一線を画す存在感があります。

Nikon Zfの購入者層

Nikon Zfを購入しているのは、以下のような人たちが多いようです。

  1. クラシックカメラ愛好家
    フィルムカメラやレトロデザインに惹かれる人。FM2やDfのファン、または富士フイルムXシリーズのようなクラシック機を愛用してきた人が、フルサイズのレトロ機としてZfに飛びついています。特にプレミアムエクステリア張替サービス(モスグリーンやボルドーレッドなど)は、個性を求める人に大人気。
  2. 趣味で写真を楽しむハイアマチュア
    仕事ではキヤノンやソニーの高性能機を使いつつ、趣味では「所有する喜び」や「操作する楽しさ」を求める人。私のようなキヤノンユーザーや、ソニーα9、α7CII、パナソニックS5IIなどを使っている人がサブ機として選ぶケースも多いようです。モノクロームモードやマニュアルレンズとの相性を重視する人も。
  3. オールドレンズを楽しみたい人
    フォクトレンダーやオールドニッコールレンズなど、マニュアルフォーカスレンズをフルサイズで使いたい人に支持されています。Zfのピント拡大やピーキング機能は、オールドレンズのピント合わせを快適にしてくれます。
  4. クリエイティブな表現を求める人
    ピクセルシフト撮影やクリエイティブピクチャーコントロール、フレキシブルカラーピクチャーコントロールを活用して、独自の写真表現を追求したい人。特にモノクローム撮影に特化した機能は、ストリートフォトやアート写真を撮る人に刺さっています。
  5. デザイン重視の若い層や女性ユーザー
    Zfcの人気からわかるように、クラシックデザインは若い層や女性にも訴求。ZfはZfcよりやや高価格帯ですが、フルサイズの魅力や高級感ある真鍮ダイヤルが「所有欲」を刺激しているようです。

Zfに期待すること

個人的には、Zfでのフォクトレンダー Nokton Classic 35mm f1.4 IIの描写がどうなるのか、めっちゃ楽しみ!フルサイズならではのボケ感や、S.C(シングルコート)のフレアがどんな風に映るのか、早く試したいです。オールドレンズはTakumarやContaxなどもあるので、それもかなり楽しみにしてます。

あとはサッと切り替えられるモノクロームモードですね。仕事ではカッチリした写真が求められるけど、趣味ではもっと自由でアーティスティックな写真を撮ってみたいので、Zfの機能がそれを後押ししてくれそう。

デザイン面では、真鍮ダイヤルの質感やプレミアムエクステリアのボルドーレッド(ニコンダイレクト限定)に心惹かれています。カメラを持ち歩くだけでテンションが上がるなんて、最高ですよね!

まとめ

Nikon Zfは2023年10月27日に発売され、発売当初は人気すぎてなかなか手に入らないような状況でしたが、2025年5月現在では供給も安定して普通に購入可能です。

中古市場でも最安値になるとレンズキットで25万円を切る価格帯で購入することができます。私も実質24万円ほどでZ f 40mm f/2(SE)レンズキットを中古で購入できました。

Zfが届いたら、フォクトレンダーレンズを付けて街スナップやモノクロ撮影をガンガン試してみます!またレビュー記事を書くので、お楽しみに!

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