EOS R1 キャンセルの理由とR3・R5 Mark IIの魅力

EOS R3とEOS R5 Mark II

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カメラの購入は写真を仕事にしているカメラマンや写真家にとって大きな決断です。特にプロフェッショナルな現場で使う機材選びは、コスト、性能、収益性などさまざまな要素を考慮する必要があります。

今回、EOS R1の購入を見送ったという判断に至るまでのプロセスを振り返りつつ、現在使用中のEOS R3EOS R5 Mark IIがどのように役立っているのかを深掘りしていきます。

「要は金がねーんだろ?」と思ったあなた、ほぼ正解です(笑)。

マップカメラから初期ロットの入荷見込みメールが来た!

マップカメラから届いたR1確保メール

マップカメラでEOS R1を予約したのが2024年7月23日 11:54:30。予約開始が10時からだったので、初期ロットは無理かなと思ってたら、まさかの初期ロット入荷見込みメールに驚きました。

2024年11月29日で、このメールが届いたのが11月19日。

色々考えて、最終的にこの初期ロットは見送ることにしました。

EOS R1購入を見送った理由

価格の高さ

EOS R1の販売価格は約980,000円と、非常に高額です。現在使用中のEOS R3EOS R5 Cの2機種を下取りに出したとしても、手出し額が200,000円以上になる計算となり、経済的な負担が大きいと感じました。98万円もあったら他の機材に回す方が今の私には有効ってことです。

収益性とのバランス

お金の問題もありますが、私としてはこっちの方の要因が大きかったです。毎日スポーツ写真を撮影してガンガン稼いでいるような状況であれば、なんの迷いもなくR1を購入してました。しかし、現状ではR3とR5 Mark IIの2台体制で十分対応可能であり、スポーツ写真での収益が毎月安定して20万~30万円を超えるような状況には至っていないことを考えると、キャンセルするのが賢明な選択だと判断しました。

現在のカメラ環境と今後の方針

EOS R3とR5 Mark IIの魅力

EOS R3の強み

EOS R3は、その高速AF性能高画質が特徴で、スポーツ撮影や動きの速い被写体に最適です。さらに、動作もキビキビとしててとても快適。さらに、真夏の炎天下の状況でも6時間の野球撮影で熱で止まることもなく信頼感も抜群。あと、R5 mark IIと比較しても画質が一段上なんですよね。仕事の現場では不可欠な信頼性と高画質を備えた名機です。

EOS R5 Mark IIの強み

一方、R5 Mark IIは最新のキヤノンの技術がふんだんに盛り込まれた機種で、高解像度かつ動画の撮影でも重宝するカメラです。スポーツ撮影だけでなく、さまざまなシーンに対応可能。おかげでR5 Cの出番がめっきり減りました。仕事での使用頻度も高く、私の常用メインカメラです。

R5 Cの処遇

R5 CはR5 Mark IIが我が家に来てから使う機会が激減してきました。R5 Mark IIでは、R5 Cの魅力の一つであったXF-AVCでも動画を撮影できるようになったので画質がぐんとアップしてます。4K 60Pが8オーバーサンプリングのFineで撮影できないことが不満と感じる方もいるかもしれませんが、実際に4K 24PのFineと標準で比較してみましたが、ブラインドテストしても違いが分かる方はほとんどいないと思います。それぐらい標準画質でも綺麗なので、最近は4K Fineは使わなくなりました。Fineだと熱問題が発生してきますが、標準だと1時間なんて余裕で長回しできるので最近の動画撮影はR5 Mark IIで大満足してます。

というわけで、R5 Cは手放して新たなレンズ購入資金に充てることを検討中です。これにより、他のカメラ(X-T50やX-M5)のレンズ環境を充実させるのも良いなーと色々組み合わせを妄想中。

GFX 100SIIの再購入は見送り

富士フイルムのGFX 100SII、実はもう手元にありません。R5 Mark IIを購入するときの資金にしてしまいました。ただ、1億画素のあの鬼トリミング体制の美しい画質は、GFXでしか味わえないので、いつか絶対買い戻すか別のGFXを手に入れたいと常に思ってます。ただ、現状の仕事では使用頻度がどうしても低いため、再購入は持ち越すことにしました。

カメラ購入の決断基準

仕事として使うカメラ機材の購入には、以下のポイントを考慮することが重要だと感じてます。

1. 収益性

購入費用を回収できるだけの収益が見込めるか。

2. 現場での必要性

現在の機材で十分対応可能か、または新機材が現場で大きな差を生むか。

3. 将来性

長期的な視点で見て、どの程度の耐久性やアップデート性があるか。

今回のケースでは、R3に大きな不満を感じていないのと、一度修理して逆に愛着が湧いてきてしまっていることも考慮して、R1の購入を見送るという判断は現状の私にとっては懸命な選択であり、現在の仕事環境における最適解といえます。

まとめ

カメラの購入はカメラマンや写真家としてのスタンスや仕事の状況を反映した重要な決断です。

今回、R3とR5 Mark IIという現有の機材を最大限活用することを選びました。新しい機材を導入するタイミングとしては、R3がボロボロになってその寿命を迎えたとき、もしくは、スポーツ撮影の収益がさらに安定したときにドカンと購入することになるでしょう。

それまでは、現在の機材たちを愛用し、ガンガン写真を撮りまくりたいと思います。

今回は仕事カメラに限ったお話ですので、趣味カメラは別ですよ。

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