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X-E5の発表からいくつかブログ記事を書いてきましたが(詳しくはFUJIFILMカテゴリーをご覧ください)、ついに本日、お盆明けの月曜日である8月18日午前10時から予約受付が開始されました。なんとなく連休明けに各メーカー何かやってくるだろうなーと思ってましたが、やっぱり来ましたね。
今回も、マップカメラさんのLINEから10時1分にアナウンスがあったんですが、うっかりそのタイミングを見逃してしまい、気がついた時は10時20分を回ってました。こりゃいかん!と急いでマップカメラのサイトにアクセスすると、あれ?いつもなら注文殺到でサーバーがダウン、もしくは、すごく繋がりにくい状況になってるはずが、かなりサクサクアクセスできる。
あれ?人気のないのかな?と思いつつも、ブラックのレンズキットを予約完了。もちろん、まだ買うかどうか悩みたかったので「交換買取(先取交換/下取交換)差額お支払希望」で注文しておきました。これなら商品が確保されたときにメールが届いて交換買取が可能になります。交換品がない場合でも、購入のみに変更してもらえれば発売日に手に入れることが可能です。
X-E5の初期ロットは確保できたけど…お金どうしよう…
予約したのが10時20分過ぎだったので、おそらく初期ロットは無理だろうと思ったのも束の間。予約開始日の当日である18日の19時30分過ぎにマップカメラさんから商品確保のメールが来てしまいました。発売日が8月28日なのでもう10日しかありません。やばい、現金がない…。クレジットカードの場合でも来月の9月末に支払いが来る。そこで、頭に浮かんできたのがNikon Zfのドナドナでした。

現在、我が家のカメララインナップは仕事で使うキヤノンが3台と、趣味用のカメラが3台。Nikon Zf、RICOH GRIIIx、FUJIFILM X-half。今まで富士フイルムのカメラはいくつも買っては売ってを繰り返してまして、常に最新機種を購入してきましたが、Nikon Zfを使うようになって随分と心が落ち着いていたんですよね。写りも良いし、フルサイズでボケも綺麗だし、シャッターフィーリングも良いし、マニュアルレンズを使う時には拡大表示しててもシャッターボタン半押しで等倍になるので使い勝手も抜群。もうこれをボロボロになるまで使うんだ!と決めてました(カメラ買う時はいつも思ってます)。
他の趣味カメラとしては、GRIIIxは写りと焦点距離とポジフィルムの色合いが大好きなので手放すつもりはなし。X-halfは正直最初は楽しかったんですが、どうしてもAFが遅すぎてたまにイライラすることが多くなってきてます。ただ、X-halfを売ってもX-E5レンズキットの半額にもならない。というわけで、ドナドア候補のメインになったのがZf、というわけです。
正直、Z fはカメラとしては大好きなんですが、2023年10月発売でもうすぐ2年になります。正直、こういうブログやYouTube、SNSで情報を発信してもある程度同じようなものが大量にアップされているので新鮮味がないんですよね。
一方のX-E5は新発売で鮮度は抜群。さらに手に入れにくいカメラなので、入手できれば買うほうが良いに決まってる。しかも性能も良い。デザインも良い。シャッターフィーリングも良さそう。これから大手のレビューワーがやってるようなことではなく、よりニッチなコンテンツを考えて発信していけば面白そうだなーとワクワクしてる自分もいます。
というわけで、今のところZfを手放してX-E5を購入する方にどんどん心が動いてます。Zfは、おそらく在庫がなくなるなんてことはないので、いずれまた買い戻せばいいというのも理由の一つです。
富士フイルムは“罪深い”カメラメーカー
ああ、富士フイルムのカメラよ、お前はなんて罪深いんだ。X-E5の予約をポチッとした瞬間、心のどこかで「またやっちまった」と小さな後悔が顔を出す。でも、その後悔はすぐに新機種を手にしたときのあのワクワク感に押しつぶされるんだよね。富士フィルムのカメラには、まるで悪魔のささやきのような魔力が宿っている。新製品が出るたびに「これさえあれば、もっと良い写真が撮れる」「このデザイン、最高じゃないか」と心を掴まれ、気づけば財布の紐が緩み、銀行口座が悲鳴を上げる。X-E5のブラックボディの美しさ、XF23mmレンズのシャープな写り、最新のギミック…全部が「買えよ、今すぐ買えよ」と誘惑してくる。
これまで何台の富士フイルムのカメラを買っては売り、また、売っては買ってきたことか。X-Sシリーズ、X-Tシリーズ、X100シリーズ、GFX…毎回「これが最後」と誓うのに、新モデルが出るとその誓いは脆くも崩れ去る。まるで富士フイルムの開発陣が「次はお前をこうやって落としてやるぜ」とニヤリと笑いながら設計してるんじゃないかと疑いたくなる。Nikon Zfみたいな素晴らしいカメラが手元にあっても、富士の新製品の前ではその魅力が霞んでしまう瞬間がある。なんでだ? なんで富士のカメラはこうも人を沼に引きずり込むんだ?まさに富士フイルム地獄の連鎖だ。
この「富士フイルムカメラの泥沼地獄」は、ただの物欲じゃない。そこには、写真を撮る喜び、新しい機材でしか得られない創作の刺激、そして「これで俺の写真がもっと輝くはず!」という淡い期待が絡み合ってる。X-E5を手に入れたら、きっと新しいコンテンツが生まれ、SNSでバズる写真が撮れる…なんて幻想もちらつく。でも、冷静に考えると、X-halfだって、GRIIIxだって、Zfだって、十分すぎるほど素晴らしい写真を撮れるカメラだ。それでも富士の新製品に手を伸ばしてしまうのは、まるで中毒だ。いや、愛だ。いや、やっぱり中毒かもしれない。
結局、X-E5を手に入れるためにZfをドナドナする決心がつきつつあるけど、心のどこかで「また買い戻すだろうな」って自分に苦笑いしてる。富士フイルムのカメラは、買うたびに「これで完結!」と思わせておいて、すぐに次の誘惑を投げつけてくる。そんな地獄のような魅力に、僕らはまた喜んで飛び込んでいくんだろうな。さて、次はどんな沼が待ち受けているんだろうか?