『SLAM DUNK』電子書籍で配信開始!井上雄彦推奨のタブレット読書法 – ノド部分を堪能せよ

SLAM DUNK 新装再編版 1

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この記事の主要ポイント

  • 『SLAM DUNK』は2025年6月2日より電子書籍として配信開始。
  • 作者の井上雄彦さんがタブレットでの読書を推奨し、原稿に近い体験と紙の本では見えない部分の視認性を推奨
  • 電子書籍は日本国内の主要デジタルマンガプラットフォーム(Amazon、eBOOK JAPAN、Comic Days、Book Walkerなど)で購入可能。
  • スラムダンクは1990年代の社会現象から2022年の映画大ヒットまで、世代を超えた人気を誇る。

2025年6月2日、名作バスケ漫画『SLAM DUNK』がついに電子書籍として配信スタートしました!これまで紙の本でしか読めなかったこの作品が、スマートフォンやタブレットで楽しめるようになり、ファンにとっては待望のニュースです。作者の井上雄彦氏が5月22日に自身のXアカウントで発表したこの電子書籍化は、作品の新たな魅力を引き出す試みとして注目されています。

作者 井上雄彦さんのポスト

作者である井上雄彦氏のXアカウントでのポストがこちら。

【お知らせ】6月2日よりSLAM DUNKがデジタル版でもご購読いただけるようになりました。6月2日よりSLAM DUNKがデジタル版でもご購読いただけるようになりました。

井上雄彦氏のXでのポストより

スラムダンクをタブレットで読むべき理由

井上雄彦さんは、電子版での読書体験を最大限に活かす方法として、タブレットでの読書を推奨しています。その理由は以下の2点です:

  1. 原稿に最も近い状態で読める:井上さんは、原稿がB4サイズの紙に描かれ、見開きページではB3サイズの紙を横にしていたと説明。大型タブレットで見開き表示にすることで、原稿に近い迫力ある読書体験が可能
  2. 紙の本では見えない部分まで楽しめる:紙の本では綴じ込み部分(ノド)が隠れがちですが、電子版ではこれがクリアに視認でき、作品の細部まで堪能できる

これにより、移動中や自宅で気軽に全巻を楽しめるようになりました。

余談ですが、原稿はB4サイズのケント紙に描いていて、2ページにまたがるいわゆる見開きの場合は、2倍サイズのB3の紙を横にして描いてました。連載当時は紙の本しかなく見開き2ページ単位でコマ割りしていたので、大きめのタブレット端末で見開きの状態にすると原稿に1番近く、読みやすいかもしれません。

井上雄彦氏のXでのポストより

購入場所

『SLAM DUNK』の電子書籍は、日本国内の主要デジタルマンガプラットフォームで購入可能です。以下は主な購入先とその特徴です:

プラットフォーム特徴
Amazon Kindle幅広い電子書籍ラインナップとKindleデバイスやアプリで読める利便性
eBOOK JAPAN幅広いマンガタイトルとキャンペーンが豊富
Comic Days講談社を中心としたデジタルマンガサービス
Book WalkerKADOKAWA運営の電子書籍ストア、マンガとライトノベルが充実

購入前に各プラットフォームで『SLAM DUNK』の取り扱いを確認することをお勧めします。Shueishaの「MANGA Plus」での配信は現時点で未確認ですが、今後の追加可能性もあります。

『SLAM DUNK』は、1990年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、累計発行部数1億2000万部を超える大ヒット漫画です。高校バスケを舞台に、主人公・桜木花道の成長を描いた青春ストーリーは、1990年代に社会現象を巻き起こしました。2022年には井上さん自身が監督を務めた映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開され、興行収入164億円を記録し、日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞を受賞。連載終了から25年以上経過した現在も、その人気は衰えていません。

電子書籍化に至る背景

『SLAM DUNK』はこれまで紙の本でのみ販売されており、井上雄彦さんの作品では「REAL」のみが電子書籍化されていました。電子書籍化が遅れた理由の一つとして、スマートフォンの小さな画面では、漫画の特徴である迫力ある見開きページの演出が損なわれる懸念が挙げられます。多くの漫画家が同様の理由で電子化に慎重な姿勢を取る中、井上さんはタブレットでの読書を推奨することで、この課題を克服する提案を行っています。今後、いろんな作品が追加されると良いですね。

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