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iPhoneで画面収録をしたのに「保存できませんでした」と表示されたことはありませんか?僕は急ぎの収録中にこれが頻繁に発生してめっちゃイライラしたことがありました。
特に「AssetWriterエラー」が出た場合は、iOSやストレージ、アプリ設定の不具合が原因のことが多いです。
この記事では、iPhoneの画面収録が保存できないときの原因と7つの解決法を、最新のiOS 18対応でわかりやすく紹介します。
この記事を読めば、誰でも録画エラーを自力で解決できるようになります。
画面収録が保存できない主な原因
iPhoneの画面収録が保存できない場合、原因は大きく次の4つに分けられます。
- ストレージ容量の不足
- iOSの一時的な不具合
- アプリや権限設定による制限
- バックグラウンドアプリによるメモリ圧迫
これらを理解しておくと、原因の切り分けが簡単になります。
では、実際にエラーの中でも特に多い「AssetWriterエラー」について見ていきましょう。
AssetWriterオブジェクトって何?
このエラーは「iOS 15.4.1」「iPhone 12 mini」で確認された、画面収録中の保存失敗エラーです。
レビュー動画撮影中にアプリ操作を約10分収録していたところ、次のようなエラーメッセージが表示されました。

画面収録は次の理由により保存できませんでした:AssetWriterオブジェクトで保存ができないため、うまくいきませんでした
意味不明な理由は置いといて、最後の「…うまくいきませんでした」というなんとも軽いノリにかなりイラッとしました。こっちは使う目的があって収録してるのに「うまくいきませんでした」という軽いノリで説明されても納得いきませんよ。
AssetWriterとは、Appleが提供するAVFoundationフレームワーク内のクラスで、ビデオやオーディオをファイルとして保存するための機能です。簡単に言えば、「録画データを書き込む仕組み」のこと。
この仕組みが何らかの理由で動作しなかったときに、AssetWriterエラーが発生します。開発者向けの内部エラーですが、ユーザー側でも次のような原因で発生することがあります。
- 他のアプリが録画処理を妨げている
- ストレージ容量不足
- iOSの一時的なバグ
ストレージ容量不足を疑ってみる
当時の私のiPhone 12 mini(128GBモデル)では、空き容量が約24GBありました。画面収録1分あたり約10MB程度なので、10分でも100MBほど。
つまりストレージ不足ではありませんでした。
それでも、空き容量が5GB未満の状態だと、AssetWriterが正常に動かないことがあるので注意が必要です。
まずは「設定 → 一般 → iPhoneストレージ」で残量を確認してみましょう。
伝家の宝刀「困った時の再起動」
結論から言うと、私の場合は再起動で即解決しました。
やり方は簡単です。
- 電源ボタンと音量ボタンのどちらかを長押し
- 「スライドで電源オフ」を右にスライド
- 電源が切れたら30秒ほど待って再度起動
再起動後にもう一度画面収録を試したところ、問題なく保存されました。やはりiPhoneは定期的に再起動して、システムをリセットしておくのが大切ですね。
その後、試しに画面収録してみたら…
なんともあっさりと画面収録ビデオが写真に保存されました。
今度は大事な画面を収録する際は前もって録画テストするようにしようと思った出来事でした。
iPhone画面収録エラー発生時の対処法7選
ここからは、「保存できない」「エラーが出る」ときの具体的な対処法を7つ紹介します。順番に試していくことで、ほとんどの問題は解消します。
1. iPhoneを再起動する
原因:
システムが一時的に不安定になっている場合に発生。
手順:
- 電源ボタンと音量ボタン(またはサイドボタン)を同時に長押し
- 「スライドで電源オフ」を右にスライド
- 30秒後、再度電源ボタンを長押しして起動
2. ストレージを確認・空き容量を増やす
原因:
空き容量が少ないと、収録データを保存できずエラーになります。
手順:
- 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開く
- 残り容量を確認
- 不要なアプリや動画、写真を削除(UGREENのNASなどを使ってiPhoneをバックアップするのもおすすめ → レビュー動画はこちら)
ヒント:iCloudフォトを利用している場合は、一時的にローカル容量が不足するケースもあります。
3. iOSを最新バージョンにアップデートする
原因:
古いiOSでは収録機能にバグが残っていることがあります。
手順:
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」
- 新しいバージョンがあれば「ダウンロードしてインストール」
補足:Appleのバグ修正アップデートで「AssetWriterエラー」が改善された報告もあります。
4. 画面収録機能を再設定する
原因:
コントロールセンターから画面収録が無効になっていることがあります。
手順:
- 「設定」→「コントロールセンター」
- 「画面収録」が「含める」に入っているか確認
- ない場合は追加
ポイント:画面収録の設定が正しくされていない場合、コントロールセンターに画面収録ボタンが表示されないことがあります。
5.「設定 → プライバシー → カメラ」で権限を確認
原因:
特定のアプリがプライバシー設定で収録を制限している場合があります。
手順:
- 「設定」→「プライバシー」→「カメラ」
- 収録したいアプリがオンになっているか確認
注意:Zoom、FaceTimeなどのビデオ通話アプリは、録画制限がかかることがあります。
6. 不要なバックグラウンドアプリを停止する
原因:
メモリ不足によって録画データの保存が中断されるケース。
手順:
- ホーム画面で下から上にスワイプ
- 不要なアプリを上にスワイプして終了
- その後、再度画面収録を実行
7. AssetWriterエラーの特効法
原因:
ストレージやシステムバグ、メモリの一時的な問題。
対策:
- iPhoneを再起動
- ストレージの整理
- iOSアップデート
Apple公式フォーラムでも、これらの手順で改善した報告が多くあります。それでも解決しない場合はAppleサポートに問い合わせましょう。
録画前にチェックしておきたい3つのポイント
エラーを未然に防ぐには、次の3つを心がけるのが効果的です。
- 録画前に1分のテスト収録を行う
- iCloud同期中やバックアップ中は避ける
- バッテリー残量50%以上を維持する
特にテスト収録を習慣にすることで、重要な録画が失敗するリスクを大きく減らせます。
まとめ|画面収録エラーは再起動とアップデートで解決できる
iPhoneの画面収録が保存できない原因は、多くが一時的なシステム不具合やストレージ不足です。
特に「AssetWriterエラー」は、再起動またはiOSアップデートで解決するケースがほとんど。
それでもダメな場合は、Appleサポートで診断を受けましょう。
💡録画前にテスト収録を行う習慣をつければ、次からは安心して撮影できます。

