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ブツ撮りにバリエーションを!
ブログで商品を紹介するときに使ってるのが、以前動画でも紹介した壁一面の棚と作業台。ガランとしてた壁がDIYですごく良い感じになりました。
壁一面の棚&作業台をDIY!スタンディングデスクとしても使える自作シェルフが完成
作った当初はタモの集成材の上に商品を置いて写真や動画を撮影してましたが、ずーっと同じベースなのでちょっと飽きてきました。
そこで、最近は古材を買ってそれをタモ材の上に置いて撮影するようになりました。
これがすごく良い感じ!古材のアンティークな色合いと質感がすごく気に入ってます。
それからというもの、撮影セットにバリエーションをもたせるのは良いなーと思うようになりまして、そういえば白のベースがなかったことに気がつきました。
というわけで、今回はミルクペイントという森永乳業製の乳由来成分を使用した安全な水性塗料を使ってみることにしました。
ミルクペイントとは?
ミルクペイントは、森永乳業のミルク原料を使用した水性塗料。
昔ながらのアメリカのやわらかい色調と、クリーミーな質感、マットな仕上がりが特長です。水性でツンとするにおいもほとんどないので室内でも塗れます。
塗れるものは、木材・紙・金属(事前にマルチプライマー使用)・モルタル(事前にマルチプライマー使用)。プラスチック全般、塩ビクロスなどの柔らかい素材には使えません。
カラーバリエーションが豊富で20色以上のクリーミーでマットな質感の色が揃ってます。
これまで、DIYで木材のフィニッシュにはブライワックスとか蜜蝋ワックスしか使ったことがないので塗料には不安がありましたが、結論から言うと水性でキツイにおいが一切無いのでとても扱いやすかったです。
古材をミルクペイントで塗ってみた
今回塗る木材がこちら。
長さ80cm、幅20cmの古材が2枚。
片面はこのように古材のいい感じですが…
もう片面はカットしたばかりで断面はとっても新鮮。
実はこの古材の木目があまり気に入らなかったので、また別の古材を買いました。なので、こっちはちょっと色を変えようと思ったわけです。
本当は今までフィニッシュで使ってたブライワックスのホワイトがあればよかったんですが、ブライワックスには真っ白はありません。白っぽいライミングワックスというものがありますが、ほんのり白くなる程度なので今回はスルー。
これを今回は片面を『ミルクペイント スノーホワイト』、もう片面を『ミルクペイント ピスタチオグリーン』で塗ることにします。
これで撮影ベースのパターンが2つ増えることになります!
刷毛はミルクペイント専用の化繊のブラシ『ターナー色彩 ミルクペイントブラシ 化繊 Medium(38.1mm) MKP0MBR』を使いました。
豚毛のものもありましたが、塗装時に細かな毛が抜けて塗布面に付着するのが嫌だったので、化繊のものにしてみました。
古材の面をホワイトで塗っていきます。ご覧の通り、しっかり濃い目に塗れます。
ブラシについては、広い面はご覧の通りかなり塗りやすかった。ただ、側面の幅が細いところだとちょっと扱いにくかったです。板の両サイドを塗るときは別の短いブラシを用意しても良かったかも。
毛が抜けて塗布面に付着することは皆無でした。その点は素晴らしい。
古材の面をホワイトで塗装完了。
古材のヒビや傷はよく見たらわかるレベルですね。小さい商品を撮影するときは板の表面も見えるので、しっかり塗っておきました。
黄色や青っぽい感じもない、シンプルなホワイト色です。
もう一色はピスタチオグリーン。おしゃれな感じのマットなグリーンです。
ホワイトの時もそうでしたが、使う分をコップに移して使いました。
色を変える際は、ブラシはしっかり水洗いします。乾く前に水にちょっと浸けておけば比較的簡単に落ちます。
もし色が残ってても良いように、今回はホワイトから先に塗りました。
古材の新しい断面はピスタチオグリーンで塗りました。
炒る前のピスタチオの緑?それよりも薄くて渋い。マットな感じの色ですね。良い色です。
ホワイトで一度塗ってるので、スムーズに塗れました。
ミルクペイント 初めて使ってみた感想
早速、ブツ撮りのベースに使ってみました。
おぉ!爽やか〜!今までは床まで白色のセットは使ったことがなかったのでかなり新鮮!
古材のちょっとしたひび割れも見えて良い感じ。綺麗な白です。
おぉ!ホワイトとはまた一味違ってちょっと落ち着いた緑です。これもなかなか良いですよ!
ともに、ちょっと影が強く出ちゃってますが、ライティングをしっかりやればもっと良い感じなるはず。これからの撮影が楽しみ!
初めてミルクペイントで木材を塗装してみましたが、ペンキとは違ってシンナーなど鼻にツンとくるものはまったく含まれてないので、すごく気軽に塗れました。乾燥時間も早くて、約20分もすれば指でさわれます。完全乾燥は約1〜2日です。
水で濡れることはないのでこのまま使いますが、もしテーブルなどで使う場合はこの上からトップコートクリアを使えば耐久力がグンとアップします。
今まではDIYで木材を使うときにワックスフィニッシュばっかりやってましたが、カラフルに塗るのも楽しいですね!