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8/10(日)23:59まで
アクションカメラ界隈でGoPro Max 2の話題が徐々に増えてきてます。2019年に発売された初代GoPro Maxは、360度撮影の新たなスタンダードを築きましたが、競合他社のInsta360やDJIが市場をリードする中、GoProファンはその後継モデルを長年待ち望んできました。
2025年7月7日のポストと8月3日に公開された公式ティーザーにより、Max 2の発売が目前に迫っていることが明らかになりました。この記事では、発表予定日、発売予定日、そして予想されるスペックについて、最新情報を基に詳しくお伝えします。
発表予定日と発売予定日
GoPro Max 2の開発は、2023年9月のGoPro Hero 12 Blackの発売イベントで公式に確認されました。GoProのCEO、ニック・ウッドマン氏は、「Maxの次世代モデルに対する大きな関心がある」と述べ、開発が進行中であることを明らかにしました。当初は2024年第4四半期(10月~12月)の発売が予定されていましたが、開発の遅れにより2025年に延期されました。
2025年2月には、GoProが「MAX (2025)」と呼ばれるリフレッシュモデルをリリースしましたが、これは初代Maxのマイナーアップデートであり、Max 2とは異なる製品です。一方、Max 2は「真の後継モデル」として、2025年末までの発売が予定されています。特に、2025年7月7日にGoProが公式ソーシャルメディアでティーザー画像を公開し、スカイダイバーたちがMax 2をヘルメットや延長ポールに装着して撮影する様子を披露しました。このティーザーには「Dropping… 👀」というキャプションが添えられており、発売が近いことを強く示唆しています。
現時点(2025年8月5日)では、具体的な発表日や発売日は未発表ですが、ティーザーのタイミングから、数週間から数ヶ月以内のリリースが期待されます。一部の情報源では、2025年7月中旬の発売が噂されていましたが、これは実現しなかったようです。それでも、GoProの過去のリリースパターン(主に9月や10月)を考慮すると、2025年秋(9月~11月)の発売が現実的と考えられます。
予想されるスペックと新機能
GoPro Max 2の公式仕様はまだ公開されていませんが、リークや噂から以下のような特徴が予想されています。これらは、GoProが競合他社に対抗するために必要な進化を反映しています。
解像度と画質
- 9.3K解像度: 複数の情報源によると、Max 2は最大9.3Kでの360度撮影が可能な可能性があります。これは、初代Maxの5.6KやInsta360 X4の8Kを上回るもので、映像の詳細さと鮮明さを大幅に向上させます。
- 改良されたセンサー: Hero 12やHero 13から採用される高性能センサーを搭載し、低照度環境での撮影性能が強化される見込みです。これにより、夜間や室内での撮影でも高品質な映像が期待できます。
手ブレ補正
- GoProの電子手ブレ補正(EIS)は、初代Maxでも高く評価されていましたが、Max 2ではさらに進化する可能性があります。ランニング、サイクリング、登山などの激しい動きでも、滑らかで安定した映像を提供するでしょう。
AI機能
- 自動フレーミング: 2022年にGoProが申請した特許(US-20220210326-A1)に基づき、AIを活用した自動フレーミング機能が搭載される可能性があります。この機能は、360度映像から最も興味深いシーンを自動で検出し、フラットビデオとして再フレーミングするものです。これにより、編集プロセスが大幅に簡素化されます。
- Quik Engine: GoProの公式サイトでは、MAX (2025)がQuik Engineによるクラウド編集やオブジェクトトラッキング機能を搭載していると記載されています。Max 2でも同様の、またはさらに進化したソフトウェア機能が期待されます。
デザインとマウント
- デザインの改良: リーク画像(Quadro_News、2024年7月)によると、Max 2は冷却性能を向上させるための通気口が追加され、レンズの配置が中央に変更される可能性があります。これにより、過熱問題が軽減され、長時間の撮影が可能になります。
- マウントシステム: 1/4-20スクリューマウントを採用し、GoProのアクセサリーやサードパーティ製の三脚との互換性が向上。360度撮影に最適な「インビジブルポール」ショットもサポートします。
バッテリー
- 具体的なバッテリー寿命は不明ですが、MAX (2025)では5.6K 30fpsで80分、1440p 60fpsで100分の撮影が可能とされています。Max 2では、これを上回る性能が期待されます。
新たなレンズシステム
2025年8月3日にGoPro Japanが公開した動画では、Max 2に特化した新たなレンズモジュールが示唆されています。

このレンズは、Max Lens Mod 2.0よりも小型で、工具不要で交換可能な設計です。動画には「MAX 2」の表記が確認でき、GoProの「壊れる時は壊れる。だからこそ、応える設計。」というメッセージが添えられており、耐久性と使いやすさが強調されています。このレンズは、Max 2本体との統合を考慮した新設計である可能性が高く、利便性がさらに高まる見込みです。
機能 | GoPro Max (2019) | GoPro Max (2025) | GoPro Max 2 (予想) |
---|---|---|---|
解像度 | 5.6K Stitched | 6K Source / 5.6K Stitched | 最大9.3K |
センサー | 1/2.3インチ | 改良型(詳細不明) | Hero 12/13由来のセンサー |
手ブレ補正 | HyperSmooth | HyperSmooth(改良版) | HyperSmooth(さらに進化) |
AI機能 | なし | オブジェクトトラッキング | 自動フレーミング、クラウド編集 |
価格 | ¥59,999(発売時) | ¥48,000 | 約¥60,000(予想) |
競合との比較
360度カメラ市場は、Insta360やDJIが主導する競争の激しい分野です。以下は、Max 2の主な競合との比較です。
- Insta360 X5: 8K解像度(30fps)、4K(100fps)、高度な編集スイートを備え、市場をリードしています。価格は約85,000円で、Max 2の予想価格(約60,000円)より高めです。X5は、FlowState stabilizationとAI voice processingを搭載し、180分の連続撮影が可能というバッテリー寿命も特徴です。
- DJI Osmo 360: 1インチセンサーを搭載し、優れた画質を提供する可能性があります。8K/30fpsのネイティブ360度動画撮影、4K/120fpsの170° Boost Video、120MPの360度写真が可能です。価格は約68,000円で、Max 2の予想価格よりも高価ですが、高性能を求めるユーザーにアピールしています。
GoPro Max 2は、競合他社に対抗するため、9.3K解像度やAI機能で差別化を図る必要があります。また、GoProの強力なブランド力とアクセサリーのエコシステムは、Max 2の魅力を高める要因となるでしょう。
GoProの戦略と市場への影響
GoProは、360度カメラ市場での遅れを取り戻すため、Max 2に大きな期待を寄せています。2025年2月にリリースされたMAX (2025)は、初代Maxのマイナーアップデート(エンデューロバッテリーやマウントの改良)でしたが、Max 2はハードウェアとソフトウェアの両方で大幅な進化を遂げる「真の後継モデル」と位置付けられています。
GoProは、Insta360やDJIが市場を席巻する中、Max 2を通じて360度カメラ市場での地位を再確立しようとしています。ティーザー画像では、Max 2がスカイダイビングやアクションシーンで使用される様子が強調されており、GoProの「アクションに強い」ブランドイメージを継承しています。
まとめ
GoPro Max 2は、360度カメラ市場に新たな風を吹き込む可能性を秘めた製品です。9.3K解像度、改良されたセンサー、AIによる自動フレーミング、そして強化された手ブレ補正により、クリエイターやアクション愛好者に新たな撮影体験を提供するでしょう。課題は熱対策でしょうか。GoPro Hero13では熱対策に問題がありますが、GoPro Maxでは熱問題は発生していないようなので、Max 2でもその点は気にしなくて良いレベルなら売れるでしょう。
近日中のリリースが期待されます。GoProファンはもちろん、360度カメラに興味がある方は、公式発表を心待ちにしてください!
8/10(日)23:59まで