当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
耐水仕様だからって油断してると水漏れによる損傷を受ける可能性も。
9月16日から発売開始されたiPhone 7/7 Plus。
早速発売日に手に入れて使っている方もたくさんいると思いますが、「水」にはくれぐれもご注意ください。
というのも、iPhoneは防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えているにもかかわらず、Apple公式サイトによると「水濡れによる損傷は保証の対象外」となっているから。
iPhone 水濡れによる損傷は保証の対象になりません
Appleの公式サイトには以下のような水濡れに関する情報が掲載されてます。
iPhone や iPod が液体によって損傷した場合 (たとえばコーヒーや清涼飲料水をこぼしたなど)、その液体による損傷の修理は Apple 製品 1 年限定保証の対象になりません。ただし、消費者法に基づく法的権利が適用される可能性があります。2006 年以降に製造された iPhone モデルおよび大半の iPod モデルには、水または水を含む液体と接触したかどうかを示す液体浸入インジケータが本体に内蔵されています。
→ 液体による損傷は保証対象外 – Apple サポート (日本)
はっきりと「iPhoneやiPodが液体により損傷した場合、その修理はApple製品1年限定保証の対象になりません。」と書かれてますね。
じゃあ、「水濡れによる損傷」って具体的に何なのか?それを知るには、iPhoneが持っている耐水・防塵性能を表す「IP68等級(iPhone 12以降のモデル)」の意味を知る必要があります。
ちなみに、iPhoneの各機種の防水性能はこちらに詳しくまとめてあります。
→ iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について – Apple サポート (日本)
IP68等級のIPは「International Protection」の意味で、次の数字の「6」が防塵のレベル、次の「8」が防水のレベルを示しています。
防塵の「6」は、等級0〜6のうち最高レベルで「粉塵が内部に侵入しない」完全防塵を意味します。
防水の「8」は、等級0〜8のうち上から1番目のレベルで「継続的に水没しても内部に浸水しない(水深2m、最長30分間)」という意味です。等級8は防水とうたってもいいんでしょうが、等級7ぐらいだと「耐水」という表現になります。
要は30分以上水中に浸けたらダメ
ということですね。
ちなみに、僕が持っている初代Apple Watchは「IPX7等級の耐水性能」です。「X」というのは、防塵についての表示を省く際に使われる記号です。防塵性能については不明ですが、耐水性はiPhone 7と同じということになります。
普段、初代Apple Watchは主にワークアウトの時に使ってます。ジョギング時にはたくさん汗をかくので、ジョギング後はジャブジャブと水道水で洗ってます。1年以上、この使い方をやってますが、何の問題もありません。実際には30秒も水に浸けることはないので、これぐらいの使い方ならiPhone 7でも問題ないでしょう。
お風呂で使うときは、まだジップロックは必要
iPhone 7の発表当初、防水仕様ということを知ってまず最初に思いついたのが、「風呂でそのまま使えるじゃん!」ということ。ただ、詳細を知ってちょっとがっかり。
お風呂の「湿気」や「お湯」という条件を考えると、いくらIP68といえども、そのままお風呂で30分以上使うのはちょっと怖いですね。
たまに、お風呂にスマホやタブレットを持ち込んで読書したりプライムビデオを見たりするんですが、そんな時に便利なのが『ジップロック(Ziploc) イージージッパー』。
中サイズはiPhone 6 Plus、大サイズはiPad mini 2やFireタブレットで使ってます。
ちゃんとしたスマートフォン用の防水ケースはセットするのが面倒。でも、これだとファスナーで簡単に開け閉めできるのでセットや取り出しがとても楽です。ただ、iPhone 6 PlusもiPad mini 2もFireタブレットも防水仕様じゃないので、水が入ってないか、かなり気を使って使ってました。(ちゃんとファスナーが閉まってれば、湯船に入れるわけでもない限り、お湯が中に入ってくることはまずありません。)
iPhone 7からはジップロックは完全に必要なくなると思ったんだけどなぁ。ちょっと残念。でも、これまでのように気を使わなくても良くなった点はとても嬉しい。耐水性能のおかげで多少濡れても平気ですからね。
iPhoneが完全防水になるのはかなり遠い未来になりそう。まだまだジップロックにお世話になる日々が続きそうです。