セブンカフェうまい!自宅でも本格コーヒーを楽しみたい方へ!
インスタントコーヒーを飲まなくなって1年が経過しました。
セブンイレブンのコーヒーがきっかけになり、まずは2017年6月から自宅で水出しコーヒー(コールドブリューコーヒー)を飲むようになりました。当時はカルディで豆を挽いてもらって、ハリオの水出しコーヒーポットで作ってました。
水出しアイスコーヒー(コールドブリュー)を自宅で楽しむポットレビュー。超簡単な作り方と使い方
それだけでは物足りず、コーヒーミルを買って豆を挽いて飲むようになりました。これが本当に美味かった!
最近ではスペシャリティコーヒーの最高峰、堀口珈琲さんからもたまに豆を購入して楽しむようになりました。
タバコを2015年5月にやめてからは、もうコーヒーは飲まないだろうなと思ってましたが、逆にどんどんハマってしまいました。タバコはまずかったですけど、美味しいですねぇ、コーヒーは。
家コーヒーを楽しむようになってちょうど1年経ったので、その間に集めて試したコーヒーグッズのうち、美味しいコーヒーを淹れるための必需品になった精鋭たちを紹介レビューしてみます。
家コーヒーに目覚めた理由
これまでずーっと自宅ではインスタントのコーヒーを飲んでました。外では缶コーヒー。
セブンイレブンで本格的な挽きたてコーヒーが100円で飲めるようになってからは、外で缶コーヒーを飲む頻度がどんどん減っていきました。
どうしても香りと味わいが全然違うんですよね。挽きたてコーヒーの香りに完全に虜になってしまいました。
ほかのコンビニでも100円の挽きたてコーヒーが提供されるようになってからは、完全に缶コーヒーを飲まなくなりました。
これまで行かなかったコーヒー専門店(スタバとかコメダ珈琲など)に行くようになり、ますますコーヒーの美味しさに惹かれていきました。
そうなってくると、もう自宅でインスタントコーヒーなんて飲む気も完全に失せまして、そこから家コーヒーをはじめていろんな器具を試すようになりました。
美味しいコーヒーのための11の必需品
コーヒー豆を入れる容器からはじまりまして、最後はコーヒーグッズを掃除するものまで、全部で11品をまとめてみました。
高価なものも特になく使いやすいものばかりなので初心者の方におすすめです。
最後には僕がよく利用してるコーヒー豆の通販サイトも紹介してます。
- 保存容器とメジャーカップ
- エスプレッソ用の細挽きもできるコーヒーミル
- コーヒーの味を決めるドリッパー
- とても注ぎやすいドリップポット
- お手軽簡単!フレンチプレス
- ふわふわミルクの手動泡立て器
- ふわふわミルクの電動泡立て器
- 一押し!マキネッタで自宅で簡単エスプレッソ!
- お気に入りのコップとカップとグラス
- コーヒーミル掃除用のブラシ
- コーヒーを保存する容器とメジャーカップ
- オススメのコーヒー豆通販サイト
- まとめ
1.保存容器とメジャーカップ
コーヒー豆は高温多湿を避け、常温か冷暗所での保存が基本です。
そのため、コーヒー豆を保存する容器にはガラス製の密閉容器を使ってます。これだと湿気も入らないし、豆の残りもすぐに把握できます。豆の出し入れも簡単。保存場所は光が入らないキッチンの引き出しです。
普段、コーヒー豆は通販で購入してまして珈琲問屋さんをよく利用してます。
最初の頃はAmazonでスタバの豆を1kgとか購入してましたが、どうしても鮮度が落ちるので、焙煎したての豆を送ってくれる珈琲問屋さんを利用するようになりました。
毎月変わるセール豆を注文してるので、1ヶ月の豆代は1,600円ほど。安いし美味いです。
だいたい、毎月200g(生豆の状態、焙煎すると1割ほど減る)×4で約800gを注文して、1袋をこのガラス容器に入れて、残りの3袋はすぐに冷凍庫に保存。
使う前に解凍してガラス容器に移すようにしてます。
メジャーカップはカリタのドリップセットに付属してたものを使ってます。
コーヒー初心者が本格的にはじめるために厳選して購入した3つの道具。ドリップポットに一目惚れ。
ひとすくいで約10gほど。あとはその時の気分によって濃いめが飲みたいときはちょっと多めにしたりして調整してます。
いちいちキッチンスケールで図るのは面倒なので、このメジャーカップがとても役に立ってます。
ドリッパーを購入すると付属してることが多いので、単体で買う必要はありません。
2.エスプレッソ用の細挽きもできるコーヒーミル
自宅でコーヒー豆を挽くために必要なのがコーヒーミル。
電動式のものもありますが、コンパクトに収納できて場所も取らない手動タイプの『ポーレックス コーヒーミル』を愛用してます。
コーヒー初心者が本格的にはじめるために厳選して購入した3つの道具。ドリップポットに一目惚れ。
20gまで挽けるミニタイプもありますが、僕は30gタイプを使ってます。2、3人分をまとめて挽くときに便利です。
セラミックで磨耗しにくく、錆びないので長く使えるのもいい。
粒度調節機能が付いており、エスプレッソ用の極細挽きからさっぱり飲みたい時の粗挽きまで簡単に調節が可能です。下記で紹介してるマキネッタを使うときにも重宝してます。
使った後もブラシでささっと粉を払うだけなのでメンテナンスもラクです。
ちょっと汚れてきたなと思ったら分解してゴシゴシとブラシでこすって水洗いすれば、ある程度セラミックの白さも戻ります。
3.コーヒーの味を決めるドリッパー
初めてドリップしてコーヒーを入れた当初は、ドリッパーで味が変わるとは思ってませんでした。いくつか試していくうちにその違いが分かるようになりました。
初めて使ったのがこの『カリタのドリッパー』。業務用でも多く使われてまして、3つの穴が小さく、安定した味わいを作り出してくれます。ドリップ初心者でも美味しいコーヒーができるので、初心者におすすめです。
『ハリオのドリッパー』は内側にある高めの溝と大きな穴が特徴で、ドリッパーの密着を防ぎ空気の抜け道を確保してくれるので粉をしっかりと膨らませてくれます。豆本来の味を楽しめるが、香り・苦味・酸味・甘みがちょっと強めに主張されるので、ブラックコーヒー向きかも。
最近、いちばんのお気に入りがこの『コーノ 名門フィルター』。溝が下の方だけなので、濃いコーヒーが飲みたいなら溝部分までお湯を注いでじっくりドリップ。逆に上部の縁ギリギリまでお湯を注いでドリップすればすっきりとしたコーヒーを楽しめる。
ドリップに慣れたらぜひ使ってみてください。豆の挽き方とドリップ方法を掛け合わせれば、同じ豆でもいろんなコーヒーを楽しむことができるドリッパーです。
ドリッパーを使う時はペーパーフィルターが必要です。それぞれの形に応じて選んで購入してください。
4.とても注ぎやすいドリップポット
やかんでもできますが相当な訓練が必要なので、ドリッパーにお湯を注ぐ時はドリップポット使ってます。
僕が使ってるのは『E-PRANCE コーヒードリップケトル』。価格も安い上に、注ぎ口も細くてかなり注ぎやすい。ポタポタと点滴のように落とすドリップもできるのがいい。しかもかわいい。
コーヒー初心者が本格的にはじめるために厳選して購入した3つの道具。ドリップポットに一目惚れ。
1年間使ってますが、錆などもなく快適に使えてます。Amazonの評価が高いのは伊達じゃないです。
使う時はやかんでお湯を沸かしてこのドリップポットに移して使うと、コーヒーに適した85〜90度の温度になります。温度調節しなくていいので便利です。
5.お手軽簡単!フレンチプレス
「カフェティエール」とも呼ばれるクラシックな器具がフレンチプレスです。
使い方は超お手軽で、コーヒーを挽いてフレンチプレスに入れてお湯を注ぎ、メッシュフィルターを押し下げるだけの簡単操作。ドリッパーもペーパーフィルターも要りません。
出来上がったコーヒーにはオイルと微粉が残り、豊かなコクを感じることができます。豆本来の味を楽しめるので、気分によって使い分けてます。
いろんなフレンチプレスがありますが、僕が愛用してるのが『BODUM ボダム フレンチプレスコーヒーメーカー 0.35L』です。
完全に見た目に惚れて購入しましたが、ガラスカップも外せるし、メッシュフィルターも分解清掃できるので、使い勝手もかなりいいです。
ただ、お手入れを怠るとステンレス部分の汚れ(水道水が乾いた白いカルシウムなど)が目につきやすいので、ちゃんと水滴を拭き取って片付けるようにしてます。
6.ふわふわミルクの手動泡立て器
これは『BODUM ボダム ミルクフローサー 0.08L』のプランジャーです。
耐熱ガラスの本体が割れちゃったのでどうしようかなと思ってたら、偶然にも上記ボダムフレンチプレスのガラスコップと同じ直径だったので、今でも愛用できてます。
気軽にカフェのようなカフェラテやカプチーノを楽しみたいときに、これを使えばミルクをふわっふわに泡立ててくれます。本当にキメの細かい泡ができるので、口当たりがとてもやわらか。
ブラックコーヒーよりカフェラテやカプチーノを家で楽しみたいなら必需品です。
ただ、よりキメを細かくしたいなら多めに上下運動が必要なので正直きついし、ちょっと面倒かな。
毎日使うなら下記の電動タイプがオススメ。
7.ふわふわミルクの電動泡立て器
手動でミルクを泡立てるのが面倒なら電動タイプがおすすめ。
僕は糖質制限中で完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を作るために『IKEA ミルク泡立て器 ブラック』を使ってます。
安いですがかなりパワーがあるので、30秒も泡立てればフワフワのミルクが出来上がります。
ただ、ある一定のところまで泡立てると、もうそれ以上キメが細かくなることはありません(十分フワフワではあります)。ボダムの手動タイプの方が、よりキメが細かく泡が長持ちします。
僕は、しっかりと泡立てたい場合はボダムを、手軽に泡立てたい時はイケア、というように使い分けてます。
8.マキネッタで自宅で簡単エスプレッソ!
今使ってるコーヒーグッズの中で一押しなのがこのマキネッタ!ほぼ毎日使ってます。
マキネッタとは直火式エスプレッソメーカーのことで、モカエキスプレス・モカポット・エスプレッソポットなどと呼ばれています。
僕が使っているのがイタリアの家庭には一家に一台あるというビアレッティの『直火式 モカエキスプレス 2カップ』です。
エスプレッソっていうと高額なマシンを想像しますが、本場のイタリアでは家庭で手軽に作れる直火式のマキネッタ(小型のエスプレッソを淹れる器具)が広く普及しているとか。
蒸気圧を利用して作るので濃厚でシルクのような質感のコーヒーが楽しめます。
去年の冬に、無性に濃いコーヒーが飲みたくなって購入しました。それからはもうマキネッタで淹れるエスプレッソにハマりまして、さらにはエスプレッソが元になってるカフェラテやカプチーノも楽しむようになりました。
これのおかげで自宅で楽しむコーヒーの幅が大きく広がりました。
夏になっても大活躍中で、コップに大量に氷を入れてその上からエスプレッソを注げば、手軽でうまいアイスコーヒーの出来上がりです。
1年中、大活躍してくれてるコーヒーグッズです。一番の必需品はこれで間違いありません!
実際の使い方、注意点、お手入れ方法については下記に詳しくまとめてるので、合わせてご覧ください。
自宅で美味しいエスプレッソを!本場のイタリア人も使ってるマキネッタ『ビアレッティ』購入レビュー
9.お気に入りのコップとカップとグラス
コーヒーを淹れたら、あとは好きなコップ・カップ・グラスで楽しむだけ。
僕が一番使っているのが一番左のサーモスのタンブラー320mlタイプのもの。7年間も使ってますがまだまだ現役です。
まだ持ってないの?温度キープ力がハンパない真空断熱タンブラー
現行モデルだと『サーモス 真空断熱タンブラー 340ml ステンレス JDE-340』ですね。
冷たいものは冷たく、熱いものは熱く、温度を長時間キープしてくれるのはもちろんですが、飲み口が薄いのが特に気に入ってます。
冬でもアイスコーヒーを飲むこともあるので、ほぼ年中使ってますね。
真ん中のは『ヌォーバポイント エスプレッソカップ パレルモ NP02』。飲み口が分厚くて50ccほどしか入らない小さくて可愛いエスプレッソカップです。
僕が持ってるマキネッタは2カップ用なので、このエスプレッソカップで飲むと2杯飲めます。
これにマキネッタで淹れたエスプレッソを注いでグラニュー糖を2杯ほど入れて飲むのがとても気に入ってます。
一番右は『DURALEX ピカルディ 90cc』です。これだとマキネッタで淹れた2カップ分がギリギリ全部1杯におさまります。
ただ、取っ手がないのでちょっと熱いです。これも気分によって使い分けてます。
ガラスなのでコーヒーの写真を撮る時には見栄えが良い写真が撮れますよ。
10.コーヒーミル掃除用のブラシ
今回紹介したものは、基本的に全て水洗いできるので特にメンテナンスなどは必要ありません。
ただ、コーヒーミルだけは毎回水洗いしてるわけではないので、コーヒー豆の残りカス(微粉)などをブラシでササっと落とすようにしてます。
コーヒーミルがやや細めなので、底まで届くような細めで長いブラシを使ってます(上記写真の白い方)。
このブラシは100円ショップで買いました。購入当初は先端は白でしたが、毎日掃除で使ってるのでコーヒー色に染まりました。このブラシ自体も定期的に洗うようにしてます。
青い歯ブラシは、歯ブラシを買い換える時に大きくて使いやすいかなと思って購入したんですが、逆に全然細かいところが磨けなくて捨てようと思ってたものです。
ブラシ部分がちょうど良い大きさで、ポーレックスのコーヒーミルを分解清楚する時にかなり役立ってくれてます。
11.コーヒー袋を密閉するクリップイット
コーヒー豆を開封して、そのまま袋で保存しておく場合に重宝してるのが『ウェーロック社のクリップイット』。
開封したコーヒーやお菓子の袋をしっかり密封してくれるウェーロック社 クリップイット購入レビュー
普段は珈琲問屋さんで200g単位で購入してますが、たまに堀口珈琲さんとか別のコーヒー通販を利用することもあります。
その際は100gと少ない単位で購入するので、その都度ガラスの密閉容器を用意してるわけではありません。
そんな時にこのクリップイットがあれば、高い密閉性でがっちりと湿度からコーヒー豆を守ってくれます。100円ショップの同じようなクリップも持ってますが、がっちり感が全然違います。
コーヒー豆だけじゃなくお菓子の袋にも使えるので重宝してます。
オススメのコーヒー豆通販サイト
最後に僕が普段利用しているコーヒー豆の仕入先をご紹介。
本格コーヒーをはじめた頃はAmazonでスタバの豆を買ってましたが、焙煎したのがいつなのかが分からないし、淹れてみたら豆の膨らみが少なく鮮度が低いと感じたのでやめました。
よく使ってるのが以下の2つです。
1.珈琲問屋
100種類以上の豆を焼き方8段階、挽き方17段階で選べるので、自分の好みのコーヒーが見つかります。出荷日に焙煎してくれるので、鮮度も抜群です。
毎月違う銘柄のコーヒーが超特価品として販売されるので、基本それが僕のレギュラーコーヒーになってます。
2.堀口珈琲
スペシャリティコーヒーの専門店。創業者・堀口俊英さんが厳選したハイエンドのスペシャルティコーヒーを世界中から調達。最高峰のコーヒーを焙煎後すぐに届けてくれます。
初回限定のお試しセットを試してみてからは、エチオピア「サワナ農園 ナチュラル」シティローストがお気に入りになりました。フルーツのような甘い香りを感じるコーヒーは初めて。
ちょっと高いので、ご褒美として数ヶ月に1度、楽しむようにしてます。
まとめ
「飲む直前に豆を挽く。これだけでコーヒーの味はかなり変わります。」
ザ・コーヒー・ブックに書かれていたオオヤミノルさんのこの言葉ではじめてみた家コーヒー。
自宅で豆を挽いてコーヒーを飲む?なんか面倒くさそう...。
僕も最初は、正直そう思ってました。
実際にやってみると、本当にコーヒーの味が違う。とにかく香りが全く違うんです。
そう感じてからは、コーヒーを淹れることが当たり前になってしまいまして、面倒なことだとはほとんど感じなくなりました。(電動のコーヒーミルはいつか欲しいなぁとは思ってます。)
やることは、コーヒー豆を挽いて、ドリップするだけ。やってることは単純なのに、豆の量と挽き具合、お湯の温度、注ぐ速度、ドリッパーの形、などなどいろんな要素で変わってくるコーヒーの味に、どんどんハマってしまいました。
さらに、コーヒー豆によっても味は大きく変わります。まだまだ試してみたいコーヒー豆がたくさんあるので、これからの家コーヒーが楽しみです。
まずはコーヒーミルとドリッパーとペーパーフィルターがあれば家コーヒーはできます。
あとは今回レビューしてるアイテムも合わせて色々と選びながらゆっくり集めるのがおすすめです。可愛くておしゃれなものがたくさんありますからね。
まだ家コーヒーをやったことがない方は、ぜひ試しにやってみてください。家の中に漂う珈琲の香りがたまりませんぞ。
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