家庭用コーヒー豆焙煎機を導入!『SOUYI SY-121N』で焙煎がラクになった♪

SOUYI コーヒー焙煎機
SOUYI コーヒー焙煎機 SY-121N

1万円台で買える家庭用コーヒー豆自動焙煎機

2021年の年末に届いていた家庭用のコーヒー豆自家焙煎機。

初めて家庭用のコーヒー豆自家焙煎機『SOUYI Ver.2 SY-121N』を注文してみた

届いてすぐに使おうかなと思ったんですが、手網や手鍋焙煎で使ってたカセットボンベが大量に残ってたので、3ヶ月ほど開封せずに寝かしてました。

ようやく開封して使ってみたんですが、これがなかなか良い感じ。

ちょっと気になる点はいくつかありますが、準備→焙煎→後片付けのルーティーンがかなりラクになりました。

熱風式なのでムラや焦げが皆無なので、豆の味がよりすっきりしたような感じです。

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SOUYI コーヒー焙煎機 レビュー

SOUYI コーヒー焙煎機 ダンボール
SOUYI コーヒー焙煎機 届いたダンボール

今回購入した『SOUYI コーヒー焙煎機 SY-121N』。この状態で届きました。


同梱物一覧
同梱物一覧

同梱物は焙煎機本体と説明書類。


コーヒー焙煎機本体
コーヒー焙煎機本体

本体サイズは、高さ約27cm、幅と奥行きは約16cm。重さは約1.5kg。

意外とコンパクトでした。


本体と焙煎容器
左が本体で右が焙煎容器

本体は洗えませんが、右の焙煎容器は水洗いが可能です。


チャフ用トレー
チャフ用トレー

焙煎容器のフタを外すと、ステンレス網とチャフ用トレーがあります。ここにチャフが溜まります。


焙煎機本体
焙煎機本体

この中央の網部分から熱風が出てきます。


コーヒー豆を入れる場所
コーヒー豆を入れる場所

チャフ用トレーを外し、ここに生豆を入れます。

生豆は最大100gまで焙煎可能です。

実際に生豆を焙煎してみた

延長コードは使用しないでください
延長コードは使用しないでください

説明書には、かなりしっかり目に「延長コードは使用しないでください」と書かれてます。

延長コードでタコ足配線すると、同じ設定で焙煎しても電圧が変化することにより焙煎度が変わってしまうとのこと。


使ってる延長コード
使ってる延長コード

ただ、室内で焙煎すると焙煎時の香りが部屋中に染みついてしまうので、僕の場合は延長コードを使ってベランダや庭など屋外でやるようにしてます。

焙煎機の消費電力が1200Wなので、1500Wまで対応してる『NICOH(ニコー) 防雨ソフト 延長コード 10m 15A』を使ってます。

延長コードでもちゃんとW数が対応&タコ足配線せずに直で繋げば問題ないと思います。


生豆を100g投入
生豆を100g投入

焙煎を開始する前に、チャフ用トレーと焙煎容器は確実に固定されているかどうか、しっかり確認します。


焙煎度の目安
焙煎度の目安

説明書に焙煎度の目安がまとめられてます。

最初はこの表を目安に焙煎してみて、温度と熱風と焙煎時間を変えたらどう変化するのかを徐々に習得していきます。


初めての焙煎
初めての焙煎

一番最初の焙煎は「中煎り(ハイロースト)」を目指して、説明書に書かれている設定に近い「温度7・風力8・焙煎時間13分」でやってみました。


焙煎中
焙煎中

中央下部分から熱風が出てきて、豆が中央のパーツに当たって外側に押しやらるような仕組みになってます。

これにより、豆が順繰りしてムラなく焙煎できるようになってます。


深煎りになってしまった
深煎りになってしまった

12分ぐらいで表面から油がにじみ出てくるような感じになったので、時間を0にして止めました。

時間を0にすると冷却モード(送風が出てくるので消費電力は一気に下がります)に移行しますが、容器自体がまだ熱を帯びてるので豆を急冷することはできません。

結果、中煎りを目指してましたが深煎りになってしまいました...。焙煎機任せにせずにちょくちょく豆の状態をチェックする必要がありそうです。


焙煎自体はムラなくとても綺麗
焙煎自体はムラなくとても綺麗

深煎りにはなったものの、焙煎した豆はムラもなくとてもきれいにぷっくりと膨らんでくれてます。なかなか良い感じ。


チャフはほとんど飛び散らない
チャフはほとんど飛び散らない

手網や手鍋で焙煎した際には、ガスコンロの周囲にチャフがまぁまぁ飛び散るんですが、焙煎機だとほとんど飛び散りませんでした。掃除がラクでとても良い!


チャフ用トレーにいっぱい入ってた
チャフ用トレーにいっぱい入ってた

いつも大量に飛び散るチャフは、チャフ用トレーにしっかりと捕獲されてました。

チャフをゴミ箱に捨てた後...


本体以外は水洗いでさっぱり
本体以外は水洗いでさっぱり

焙煎容器のフタ・ステンレス網・チャフ用トレー・焙煎容器は水洗いが可能です。水洗いした後は十分に乾かすか水をしっかり拭き取ってから収納しておきます。毎回洗う必要はなく、数回使って汚れてきたら水洗いするぐらいのペースで良いと思います。

本体は水洗いできないので、乾いた柔らかい布か、汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めた布で拭いた後、固く絞った布で洗剤をしっかり拭き取ります。

100gの生豆は焙煎で80gに

焙煎前は100gあった生豆。

焙煎すると...

100g焙煎すると80gになる
100g焙煎すると80gになる

水分が飛んで80.3gになりました。今回は深煎りなので、浅煎りだともうちょっと重くなると思います。

写真の容器はセラーメイトの350mlのもの。焙煎したものであれば、100gまでのコーヒー豆が入ります。ちょうど良い大きさで気に入ってます。

自動コーヒー焙煎機を使ってみた感想

庭のコンセントで焙煎することも
庭のコンセントで焙煎することも

初めての自動コーヒー豆焙煎機でしたが、予想以上に簡単で買ってよかったです。ただ、ちょっとした不満点もありますので、良い点も含めてまとめてみました。

● SOUYI焙煎機の良い点
  • 焙煎の準備と後片付けが超絶楽になった!
  • 今まで手網や手鍋で10〜15分ぐらいずーっと振ってた作業が無くなってこれまた楽になった!
  • 熱風式だから焦げたり蒸れることがなくなって均一に焙煎できるようになった
  • 温度・風力・時間を細かく調整できるから、浅煎りから深煎りまでより細かな調整で焙煎できるようになった

今までは準備から後片付けまで30分ぐらいかかってましたが、焙煎中は他のことができるようになったので、準備と後片付けだけなら10分もかかりません。

あと、カセットコンロとは違って風の影響は全く受けないので、ベランダや庭で焙煎しても風を気にする必要がなくなりました

ほんのちょっとだけ面倒だなーと思ってた焙煎作業がワクワクする時間に変わった感じがしてます♪

● SOUYI焙煎機の悪い点
  • チャフ用トレーと焙煎容器の取り付けが難しい(金具の凹凸が合わずにイライラすることがある)
  • 「ここだ!」という焙煎具合の時にさっと豆を取り出せない(軍手などを使えば良いが火傷しそうで不安)
  • 好みの焙煎具合に仕上げるには焙煎機のクセを把握する必要がある

5回ほど使ってますが、いまだにチャフ用トレーの開け閉めが慣れません(追記:1年4ヶ月使ってたら慣れました)。金具の凸凹が合わずにもどかしく感じることが多々あります。1万円台とはいえ、この使い勝手の部分はもうちょっとどうにかできなかったのかなと。

温度・風量・時間を細かく調整できるのは良いんですが、さっと出来上がった豆を取り出す仕組みがあればなお良かったかなと。冷却時間を加味して設定しなきゃいけないので、焙煎機のクセを使いながら把握する必要がありますね。

多少の不満点はあるものの、おおむね満足してます。家庭用の焙煎機ではなかなか良い方なんじゃないでしょうか。5回ほど焙煎してみて、温度と熱風と時間の関係がなんとなく分かってきて、好みの焙煎度合いに仕上げられるようになってきてます。

とにかく、ちょっと面倒だと感じてた焙煎作業がラクになったのはかなり嬉しいポイント!

家庭用焙煎機をお探しの方、ぜひ参考にしてみてください。

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