世界で唯一科学的に証明された視力回復法「ガボール・アイ」を試す!
学生時代から徐々に目が悪くなり、眼鏡をかけ始めました。視力は左右ともに0.2ほど。
ただ、40歳を超えたぐらいから目の疲れやピント調整の遅延を感じるようになりました。
目の疲れにはホットアイマスク、目のピント調整の回復にはサプリメントと、対策は取ってますがともに視力を回復するようなものではありません。
中学生になった娘も目が悪くなってきてまして(今度眼鏡を買ってあげるつもりですが)、レーシックなどの手術以外で視力を回復させる方法はないものか思ってた時に飛び込んできたのが「ガボール・アイ」です。
ガボール・アイ(パッチ)とは?
「ガボール・パッチ」は、脳を使った視力回復法として世界で唯一、科学的に証明された方法です。
「ガボール・パッチ」とは、このようなぼやけた縞模様のこと。
線が細い太い、ボケが強い弱いといった様々なパターンのガボール・パッチを1日一定時間見続けることで、視力回復するというもの。
ちょっと信じがたい方法ですが、世界トップクラスの研究機関で有効だと実証する試験結果が報告されてます。
カリフォルニア大学では、大学生16人と65歳以上の高齢者16人を対象とした研究で、近視も老眼も視力の改善がみられました。119人(平均年齢49歳、40~63歳)を対象とした研究では、視力の回復はもちろん、読書スピードも増加するという結果に!
全米で話題となり、ニューヨークタイムズなどでも取り上げられてます。「Gabor Patch(ガボール パッチ)」と英語で検索するとズラーっと関連記事が出てきます。
ニューヨークタイムズにも2017年3月の記事がありました。ページ上部には動くガボールパッチが掲載されてます。これ見てるだけでも効果がありそう。
→ Training Your Brain So That You Don’t Need Reading Glasses - The New York Times
ただ、この方法は日本ではほとんど知られておらず(日本語の論文は一切なし)、これを日本に紹介した医師/医学博士の平松類さんが「ガボール・アイ」と名付け、日本でも広く知られるようになりました。
ガボール・パッチで視力が回復する根拠・理由
ガボール・パッチは「ガボール変換」という数学的な処理をすることで生まれる縞模様のこと。開発者はノーベル物理学賞を受賞(1971年)したデニス・ガボール博士。
ガボール・パッチはもともとは心理学で使われていたもので、視力回復のために開発されたものではありません。「脳の視覚野」に作用しやすいということが分かり、多くの研究が行われるようになりました。
人間の目は、見たものをそのまま認識しているのではなく、一度、脳で処理され加工されたものを見ています。
見えたと認識したものは、実は脳によって加工・修正されています。緑内障で視野を半分以上失っていても、脳が勝手に見えてない部分を補ってしまうため、病気に気がつかない人がいるほどです。
かすれたり、ぼやけてる文字や写真でも、脳の補正によってくっきり見えたのと同じように認識できるのは、この脳の補完機能のおかげなんです。
この画像のぼやけを補正する力を鍛えるために使われるのが「ガボール・パッチ」の縞模様です。
これまでは、視力を回復するには目の筋肉を鍛えることが唯一の方法(手術以外で)とされてきましたが、「脳」を鍛えることも視力回復には重要だということが分かってきたんです。
ガボールパッチの模様の中から同じものを見つける、それだけで脳が刺激され視力が改善します。
脳を刺激するので、老眼でも近視でも目の状況に関わらず効果が出る可能性が高いというわけです。
『ガボール・アイ』本の内容
今回購入した『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ』は、Kindle版も販売されてますが娘も使うので単行本にしました。
実践編には、こういうガボール・パッチの模様が28ページ分、収録されてます。
1日1ページ、1回3分で28日間続けられるようになってます。
なか見!検索の対象なので、購入前に冒頭部分をちょっとだけチェックできます。
目次は…
- 視力回復に成功しなかった理由
- 女優・沢田亜矢子さんなどの体験者の声
- なぜ「ガボール・アイ」で視力が良くなるの?
- カリフォルニア大学で検証され全米ブームに
- ガボール・アイは認知症も予防する
- ガボール・アイ なんでもQ&A
- 実践編
- 解答編
- 透かし見トレーニング
- 視野回復トレーニング
- さらに目が良くなる秘訣1〜4
- 老眼測定用の「近見視力検査表」
- 近視測定用の「遠見視力検査表」
となってます。
著者がメガネって信憑性大丈夫?
パラパラと本をめくって気になったのが、最後のページのこちら。
著者の平松さんの写真が載ってたんですが、そこにはメガネが…。
「ぐんぐん目がよくなる!」というタイトルの本なのに、その著者がメガネかけてるのは…信憑性に欠ける…。
まぁ、実際に視力が回復したという方がたくさんいるということを信じて、まずは28日間やってみます!
まずは視力検査表で近視と老眼をチェック
巻末には特別付録として検査表が付いてます。
左が近視測定用の遠見視力検査表で、右が老眼測定用の近見視力検査表です。
左は3m離れてから、右は30cm離してから検査します。
今の所、老眼は1.0まではっきり見えました。禁止の方は、0.2という結果でした。
これから28日間続けてみて、どういう効果があったのか、視力は回復したのか、後日ご報告しますので、気になる方はブックマークをお願いします。
以前、3D視力回復にはまったことがありましたが、あれは数日でやめちゃったんですよね。
これは科学的にも根拠があるものなので、視力が回復する!絶対に良くなる!と信じて毎日続けてみます!
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