濃くて美味しいマキネッタアイスコーヒーの作り方 挽きたての豆&タンブラーがポイント!

濃くて美味しいマキネッタのアイスコーヒー
濃くて美味しいマキネッタのアイスコーヒー

香り漂う美味しいアイスコーヒーの作り方

年中アイスコーヒを飲んでますが、5・6月に入ってから蒸し暑い日が続くようになり、さらにアイスコーヒーがおいしい季節になりました。

2017年の6月ごろからインスタントコーヒーは飲まなくなり(今ではもうインスタントは不味く感じて飲めなくなりました)、通販でコーヒー豆を買って毎日挽きたてのコーヒーを楽しむようになりました

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この1年間にいろいろ試しましたが、コーヒー豆は粉で買うんじゃなくて豆のまま買って、飲む直前に挽くのが一番美味しいということがよく分かりました。香りが全然違います。

ホットの場合はドリップしたりフレンチプレスを使って淹れてますが、アイスコーヒーだとどうしても薄くなっちゃう。豆の分量を増やしたりお湯を少なくすればいいんでしょうが、普段使ってる1回分約10gで濃いアイスコーヒーを飲みたい!

というわけで、結果的に行き着いたのがマキネッタ(小型のエスプレッソを淹れる器具)でした。

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用意するもの

用意するのはこの3つ。

  • 挽きたてのコーヒー豆(細挽き|深煎り)10g
  • マキネッタ2カップ用(ビアレッティ社のを愛用してます)
  • たっぷりの氷とコップ

マキネッタは『ビアレッティ 直火式 モカエキスプレス 2カップ』を使います。2カップ用だとちょうどひとり分のアイスコーヒーが作れます。2カップ用の容量は約100mlで抽出量は約80mlです。

豆は挽きたてがベストです。

家にコーヒーミルがない場合はカルディとかで豆を買うと挽いてくれるので、細挽きにしてもらってください。マキネッタ用ですって言うとちょうど良い細挽きにしてくれるはずです。ただ、挽いた状態だとどんどん鮮度が落ちるので、保管する際はきっちり密閉が基本です。

豆の焙煎度は深煎りの方が美味しいです。

濃いアイスコーヒーの作り方

まずは豆を約10g用意します。

今回は参考としてキッチンスケールで分量を計ってますが、普段はそんなことせずに目分量でやってます。

11gのコーヒー豆
うちで使ってるメジャーカップ1杯で約10gです。今回は11gでしたが、これぐらいの誤差は気にしません。

豆の焙煎度によって量(体積)が変わります。同じ重さでも浅煎りは量が少なく、深煎りは量が多くなります。深煎りで11gだとちょうど良い分量になります。


コーヒーミルに豆を入れる
コーヒーミルに豆を入れます。うちで使ってるのは、この写真の『ポーレックス コーヒーミル』や『Kinu M47 Phoenix』を使ってます。最新の厳選コーヒー器具はこちらにまとめてます。


調節ネジを回して細挽きにします
調節ネジを回して細挽きにします。一番締めた状態から2メモリほど開いた細さで挽いてます。

中挽きとか荒目にするとちゃんとコーヒーが抽出されずに薄くなるので注意。


11gでこんもりとなりました
11gだとちょっとこんもりとなるので軽く押さえます。


水は95g
マキネッタの内側には水位のラインがあります。水を入れて計ってみたら95gでした(容器の重さは除く)。容量は100mlなのでもうちょっと入ります。

抽出すると約80mlになります。2カップ用でこれなので、エスプレッソ1カップで約40gということですね。


マキネッタをラジエントヒーターで温める
うちはIHクッキングヒーターなのでガスコンロがありません。ちょうど3つ口タイプでラジエントヒーターがついてたので、それを使ってます。

「強」で約3分半〜4分程度でコポコポと音がしてきます。そこで火を止めて多少落ち着くまで待てば出来上がり。


サーモスのタンブラーに氷をたっぷりと入れる
サーモスのタンブラー(320mlタイプ)に氷をたっぷりと入れます。


140g程度の氷です
計ってみたら141gありました(容器の重さは除く)。


出来上がったエスプレッソ
出来上がったエスプレッソがこちら。ペーパードリップしたコーヒーのスッキリ感とは全く違う、また、エスプレッソマシンで作ったクレマの漂う味とも違う、マキネッタ独特の濃厚なコーヒーです。豆の成分をすべて楽しんでる!と言う感じです。

このまま飲む場合は、さすがにブラックだと濃すぎ&苦すぎます。砂糖を多めに入れて飲むと本当にうまいです。


エスプレッソを氷が入ったコップに注ぐ
今回はアイスコーヒーなので、氷が入ったタンブラーにエスプレッソを注ぎます。

熱々のコーヒーをすぐ氷で冷やすことによって、香りや風味が閉じ込められ、ホットで飲むよりも香りの高いアイスコーヒーになります。急冷式のアイスコーヒーです。


コーヒーの重さは氷と合わせて224gでした
コーヒーの重さは氷と合わせて224gでした。

ドリップでホットコーヒを入れる場合は、通常10gで150cc程度のコーヒーが僕にとってちょうど良い濃さです。

今回作ったアイスコーヒーは全部で224gですが、氷がまだ3分の2(80〜90g程度)は残っているので、それを差し引くと130〜150g程度のコーヒーが出来上がったことになります。

一口飲んでみると、ちょっと濃いかなという感じ。

最後の決め手は氷が溶けにくいタンブラー

出来上がったアイスコーヒー
時間とともに氷が溶けるわけですが、これが普通のガラスのグラスだと氷がバンバン溶けていきます。

10分もすれば半分以上が溶け出し、あっという間に薄いアイスコーヒーになってしまいます。

一方のサーモスのタンブラーだと最初に一気に温度が下がるので、生き残った氷は1時間経ってもほとんど溶けません。

大量の氷が溶けてコーヒーが薄くなるのを防いでくれます。

夏のアイスコーヒーを濃い状態で楽しむにはタンブラーが不可欠ですよ。

まとめ

今回は、夏に良く作ってるマキネッタアイスコーヒーの作り方を紹介してみました。

濃いコーヒーを飲みたいなら、マキネッタを買うことなく豆を多くして水の量を少なくすれば簡単に淹れることができます。

有名どころのコーヒー店のレシピを見ると、1杯のコーヒーに20〜30gのコーヒー豆を使うところも普通にあります。僕も試しにやってみましたが、正直かなり濃すぎるんですよね。豆の消費も激しいし。

マキネッタを使うと、約10gという少ない量で濃いコーヒー(エスプレッソ)を楽しむことができます。マキネッタ独特の濃厚な味わいもクセになってます。

さらにタンブラーを使えば、氷が溶けすぎて薄くなるのを防いでくれます。タンブラーじゃなく、サーモスの水筒に入れて持ち運ぶことも多いです。

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アイスコーヒーには、「マキネッタ」「挽きたての豆」「タンブラー」がおすすめですよ。

マキネッタを使う上での注意点やお手入れ方法はこちらにまとめてます。

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おすすめコメント - 本場のイタリア人も愛用しているマキネッタ。ドリップ式では出しきれない、豆の旨みが凝縮されたエスプレッソを、高価なエスプレッソマシンを使うことなく手軽に自宅で作ることができます。作り方も簡単で、出来上がったエスプレッソをお湯に入れて普通のホットコーヒーで楽しんでもよし、氷を入れたコップに注げば急冷式のアイスコーヒーが楽しめます。もう6年ほど使ってますが、壊れることもなく、独特の味が出てきてます。うちのマキネッタ、育ってます!
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