村上春樹の小説が初の電子化 ようやくKindle本発売開始

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村上春樹の小説が初の電子化

いよいよ村上春樹作品も電子書籍されるようになりました。

村上春樹さんの小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文春文庫)が、村上春樹作品としては初の電子書籍化されることが決まりました。

発売日は12月4日から。

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これまで、『走ることについて語るときに僕の語ること』『村上さんのところ コンプリート版』などのエッセイやノンフィクションの既刊本は電子化されていましたが、小説の既刊本の電子化は初となります。

小説の電子書籍化を望んでいた方って、結構多いんじゃないでしょうかね。

かくいう私も、ここ最近はほとんどKindleで本を読むようになり、紙の本はほとんど買うことがなくなりました。Kindle本がない場合、どうしても欲しければ紙の本を買うこともたまにありますが、ベースはKindle本です。

Kindle本だと何十冊でもiPhoneに詰め込んで持ち運べるし、ハイライトやメモもやり放題、文字の検索もできるので、かなり読書がはかどります。紙の本のようにパラパラーっとめくって全体を俯瞰するのはできませんが、それ以外ではKindle本のメリットが大きいと感じています。

電子書籍業界全体の活性化となるか

アメリカでは電子書籍の売り上げが失速しているようで...。

アメリカで電子書籍の売上が大失速!やっぱり本は紙で読む? 【最新レポート】電子出版革命のゆくえ | The New York Times | 現代ビジネス [講談社]

日本ではどういう状況かというと。

日本は電子書籍の「後進国」なのか?--米国との差を「刊行点数」から推定 - CNET Japan

2013年の紙と電子を合わせた書籍の売上金額は8,787億円。

そのうち、電子書籍の売上金額は936億円。書籍市場全体のうち、電子書籍が占める割合は10.7%という結果になっています。徐々に増えてはいますが、伸び悩んでいる状態ですね。これはアメリカとほぼ変わらない数字。

そのアメリカが上記のように電子書籍の売り上げが失速しています。これは日本でも十分起こりうる(もう起こっている?)現象です。


今回の「村上春樹の小説 初の電子化」は、この電子書籍業界全体の活性化につながると考えられます

というのも「村上春樹」の人気がものすごいから。

累計販売が上下巻で1,000万部とも言われる『ノルウェイの森』、シリーズ300万部の『1Q84』、105万部の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』などなど、電子書籍業界としては喉から手が出るほど欲しい作品が目白押し。

今回は、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』だけですが、今後、これらの村上春樹作品が電子書籍として発売されるようになれば、新たなユーザー層を獲得することができるのは間違いありません。

また、既刊本の小説が電子書籍で売れていれば、新作の小説が出た場合にも電子書籍版も併売される可能性も高まりますね。

万が一、電子書籍市場が消滅してAmazonのKindleが使えないなんてことになると、これまで買った100冊以上のKindle本が無駄になってしまいます。そんなことにならないよう、今後もどんどんと電子書籍市場の活性化を望みます。

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