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2025年もあと少しで終わりですが、今年のiPhoneカメラの進化が個人的になかなか良かったのでおさらいしておきます。
iPhone 17シリーズが発売されて、カメラ性能が一気に跳ね上がりました。
さらにiOS 26のアップデートでカメラアプリや写真周りの使い勝手が大きく変わり、Apple IntelligenceというAI機能が本格的に乗ってきたことで、「撮る前」だけじゃなく「撮った後」の写真や動画の活かし方までガラッと変わりました。
スマホカメラは「とりあえず撮る道具」から、クリエイターはもちろん、普通にSNSを使っている人でも、もっと本格的に写真や動画を楽しめる時代になった、というのが2025年の印象です。
この記事では、
- iPhone 17を買った人が見落としがちな便利機能
- これから買う人が知っておくべきカメラスペック
この2つを中心に、2025年のiPhoneカメラ事情をざっと総まとめします。
最後に、来年以降の「折りたたみiPhone」の噂も少しだけ触れておきますね。
iPhone 17シリーズ、カメラが別次元になった
今年最大のニュースは、やっぱりiPhone 17シリーズのカメラ強化です。特にPro系(17 Pro / 17 Pro Max)はiPhone 15 Proから乗り換えた私としては「これもうスマホじゃないでしょ…」というレベルまで来た感じがあります。
何がそんなにすごいのか?
iPhone 17 Pro / Pro Maxは、
- 広角(メイン)
- 超広角
- 4倍テレ(100mm)
の3つすべてが48MPセンサーになりました。さらに、センサーの中央部分だけを切り出すことで、光学レンズに近い画質のズーム(いわゆる「光学品質ズーム」)を実現しています。
- 広角:1xだけじゃなく 2x(約48mm相当)も高画質
- テレ:4x(100mm)に加えて 8x(200mm相当の光学品質ズーム) に対応
- デジタルズームは最大40倍まで
数字のトリック感(Appleのサイトの表記の修正騒動などもありました)はあるものの(笑)、実際に撮ってみると従来より遠くまでえる画質撮れるのはかなりの進化です。
iPhone 17 Pro / Pro Maxではテレ側のセンサーとレンズが強化されました。
遠くの被写体を撮るとき、
- 16 Pro世代:5倍ズームが限界で、そこから先は一気に画質低下
- 17 Pro世代:8倍まで光学品質を保ったまま寄れる
という違いがあります。
- 子どもの運動会・試合
- コンサートやステージ
- 旅行先の景色・建物のディテール
こういった“遠くのもの”を撮るシーンでは、「あ、これは17 Proシリーズのほうがいいな…」と感じる場面が多いです。特に移動ができない場所から撮影してる時の8倍ズームは超強力すぎです。
センターステージ対応の18MPスクエアセンサーのフロントカメラが新搭載され、さらにDual Capture(前後カメラ同時録画)に対応しました。
- 自分のリアクション(前カメラ)
- 目の前の景色や商品、イベントの様子(背面カメラ)
を同時に録画できるので、
- Vlog
- 開封レビュー
- イベントレポート
なんかは、iPhoneだけで完結してしまいます。
買った人向け:すぐ試してほしいこと
- ナイトモードをじっくり比較
過去のiPhoneと撮り比べてみてください。同じ場所・同じ構図で撮ると、ノイズの少なさや色の階調の滑らかさがはっきり分かります。 - 4倍〜8倍ズームで「遠くの表情」を狙う
スタジアムの選手、ステージ上の表情、街中のサインや建物のディテールなど、「今まで諦めてた距離感」が1つ縮まります。 - Dual Captureで“自撮り+現場”同時Vlog
イベント参加レポ、旅行、撮影現場の舞台裏など、1回の撮影で素材が2倍手に入る感覚。編集の自由度も一気に上がります。
これから買う人へ:標準かProか、どっちを選ぶ?
- 日常スナップ中心/ズームはそこまで使わない → iPhone 17 / 17 Airでも十分
- 子どものスポーツ撮影/ライブ・鉄道・航空機など“遠くの被写体”が多い → Pro / Pro Max推奨
- YouTubeやVlogなど映像制作も本気でやりたい → できれば17 Pro Max
という感じの切り分けがおすすめです。
iOS 26が「地味に神アップデート」だった件
ハードの進化と同じくらい大きかったのが、iOS 26のカメラ周りのアップデートです。
カメラアプリのUIがかなり使いやすくなった
iOS 26ではカメラアプリがリデザインされて、
- モード切り替え(写真・動画)が分かりやすい「モードホイール」
- 露出、被写界深度、ズームなどのカメラコントロールをカスタマイズ可能
- 空間ビデオ(Spatial Video)やスローモーションなども呼び出しやすい
といった変更が入りました。細かいようで、毎日カメラを触る人にとっては操作ストレスがかなり減る変更です。
「レンズ汚れ検出(レンズクリーニングのヒント)」がめちゃくちゃ便利
SNSでも話題になったのが、レンズ汚れ検出。
- 撮影時に、画像のコントラストや光のにじみを解析して
- 「レンズが汚れているっぽいよ」とさりげなく通知してくれる
という機能です。
今までは、家に帰って写真を見たら「全部モヤッとしてる…」→ 原因はレンズの指紋だった…
という悲劇が起きがちでしたが、iOS 26からはかなり防げるようになりました。対応機種を持っているなら、設定アプリ → カメラ → レンズクリーニングのヒント をオンにしておきましょう。
空間ビデオ&Apple Vision Proとの連携
対応モデルでは、空間ビデオ(Spatial Video)の記録もより扱いやすくなりました。
- 家族のイベント
- 旅行先の景色
- 子どもの成長記録
などを空間ビデオで撮っておくと、Apple Vision Proで見返したときの没入感が段違いです。「将来の自分へのプレゼント」として、重要な瞬間だけでも空間ビデオで残しておく価値はあります。
買った人向け:今すぐ見直したい設定
- レンズクリーニングヒント をオンにする
- カメラコントロールを自分好みに並び替える
よく使う項目(ズーム、スタイル、トーンなど)を前に持ってくる。 - 空間ビデオは“ここぞ”というときだけ使う運用にする
容量も食うので、イベント用に割り切るのがおすすめ。
Apple Intelligenceが「撮った後」を別物にした
2025年を象徴するキーワードといえば、やっぱりAI=Apple Intelligenceです。
iOS 26では、Apple Intelligenceが写真・動画まわりにも本格的に入ってきました。
写真アプリでできることが一気に増えた
Apple Intelligence対応モデルでは、写真アプリの中でもAIがかなり賢く動いてくれます。
- 自然言語での写真検索
「赤い車」「海辺で撮った家族写真」「夜景で花火」みたいな雑なキーワードでも、ちゃんとそれっぽい写真を引っ張り出してくれます。 - 被写体の自動認識とテキスト抽出・翻訳
看板やメニューを撮ると、その場で文字を認識して翻訳まで。海外旅行やインバウンド向けの仕事ではかなり強力なツールになります。 - クリーンアップ的な不要物の削除
写真の端に映り込んだ人や看板、ゴミなど、邪魔な要素をAIで自然に消せる機能も搭載。いわゆる「後からの一手間」で作品の完成度が大きく変わります。
Image Playgroundで「実写+AIハイブリッド」が当たり前に
Image Playgroundアプリでは、
- テキスト指示だけでイラスト/イメージ画像を生成したり
- 自分で撮った写真をベースに、AIで背景やテイストを変えたり
といったことが簡単にできるようになりました。
ここで面白いのは、完全なAI生成だけじゃなく「実写ベースのAI編集」がしやすくなったこと。
- 商品写真を撮る → 背景だけAIで差し替える
- ロケ写真を撮る → 雰囲気に合わせて空だけドラマチックにする
- サムネ用に自撮りを撮る → 背景をAIで整える
こういうワークフローが、かなりお手軽に回せるようになりました。
それでも「実写の価値」は落ちないどころか、むしろ上がる
ここが一番伝えたいポイントなんですが、AIがどれだけ進化しても「自分で撮った実写」の価値はなくなりません。
理由としては、
- 自分がその場で見た光、空気、距離感をそのまま閉じ込められるのは実写だけ
- AI画像は「いくらでも作り直せる」からこそ、一度きりの実写の重みが増す
- レビュー記事やVlogでは、「本物を実際に撮っていること」が信頼性そのものになる
- SNSでも、作り物よりリアルな経験談の方が共感されやすい
からです。
これから主流になっていくのは、実写で撮る → AIで整える・編集する、というハイブリッド型の制作。Apple Intelligenceは、その流れをぐっと後押ししている印象です。そのためのiPhoneカメラの大幅進化でもあるわけです。
買った人・これから買う人へ
- Apple Intelligence を本気で使い倒したいなら、対応モデル(iPhone 17シリーズなど)を選ぶ
- 実写は「ネタ元&信頼の核」として撮り続け、AIは「見せ方を整えるツール」として割り切って使う
この意識でいると、AI時代の写真/動画ライフがかなり楽しくなります。
来年はいよいよ「折りたたみiPhone」登場の気配?
2026年に向けて、今年後半で一気に盛り上がってきたのが折りたたみiPhoneの噂です。
現時点では、
- 仮称:iPhone Fold あるいは iPhone 18シリーズの一部モデル
- 発売時期:2026年のどこか(秋のiPhone 18 Proと同時期の可能性あり)
- 特徴:液体金属(Liquid Metal)を使ったヒンジで「折り目が目立たない」ことを狙っている
といった情報が噂されています。
もし本当に出てくれば、
- テーブルに置いて、カムコーダー的な自立撮影
- 折り曲げ角度を変えることで、ローアングル・ハイアングルをサッと切り替え
- 展開した状態での大型ビューファインダー的な使い方
など、撮影スタイルがガラッと変わる可能性があります。
2025年は「スマホカメラ黄金期」の始まり
今年1年を振り返ると、iPhoneカメラはまさにハード・ソフト・AIの三位一体で進化した年でした。
- ハード
- 3つの48MP Fusionカメラ
- 4倍テレ+8倍光学品質ズーム
- センターステージ対応18MPフロントカメラ&Dual Capture
- ソフト(iOS 26)
- リデザインされたカメラアプリ
- レンズクリーニングヒント(レンズ汚れ検出)
- 空間ビデオ、AirPods連携録音など
- AI(Apple Intelligence)
- 自然言語での超強力な写真検索
- 不要物の削除や賢い補正
- Image Playgroundによる実写+AIハイブリッド制作
iPhone 17をすでに使っている人は、今回紹介した機能をひと通り試してみてください。「え、これまだ使ってなかった…」という機能がきっといくつかあるはずです。
これから買おうとしている人は、
- 日常スナップ・SNS中心 → 17 / 17 Air
- 趣味・仕事でしっかり撮る → 17 Pro
- 遠距離撮影・映像制作まで本気 → 17 Pro Max
といった感じで、自分の使い方に合わせて選んでみてください。迷ったら、正直Pro系を選んでおくと後悔しにくいです。
そして何より大事なのは、AI時代だからこそ、「自分で撮った写真」の価値を大事にすること。
生成AIの画像や動画は、いつでも作り直せます。でも、今日の光や空気感、今日の子どもの表情は、今日しか撮れません。
2026年は折りたたみiPhoneを含めて、さらに面白いことが起きそうです。
一緒に、これからのカメラライフを楽しんでいきましょう。
