カメラ機材をカビから守る『ハクバ ドライボックス ネオ』購入!湿度が下がらないトラブルも解決

湿度が全然下がらない!不良品か?カメラ機材をカビから守るために『ハクバ ドライボックス ネオ』購入...

乾燥剤が効かない...。日本の湿気から大事なカメラ機材を守るためにドライボックス ネオ 購入!

ハクバの『HAKUBA ドライボックスNEO 15Lタイプ』を購入しました。6月にD750のレンズキットを購入し、これまで使っていたD7000の出番が激減。こりゃ日本の湿気にやられてカビが生えてくるかも?と心配になったので、軽い気持ちで購入してみました。

ところが...。付属していた『HAKUBA 強力乾燥剤 キングドライ』に数日間悩まされることになるとは・・・。

まずは、ドライボックスネオの商品紹介からどうぞ。

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HAKUBA ドライボックスNEO 15L と 湿度計を購入

今回ドライボックスネオを購入後、湿度をチェックしたかったので湿度計も別で購入。他のメーカー品で、湿度計が付属しているドライボックスもあったんですが、湿度計がすぐ壊れるというレビューが多かったのでこちらにしておきました。

まずはドライボックス NEOから。

ハクバ ドライボックス NEO 上から見た写真
ドライボックス NEOには、5.5L・9.5L・15Lの3モデルがあります。色はクリアとスモークの2色。

僕の場合は、D7000とレンズを4本収納したかったので、一番大きな15Lを買いました。色はスモークです。15Lの寸法は、W470×H235×D240mm。内寸法は、W390×H195×D175mm。これならもうちょっとレンズが増えても大丈夫だな。

蓋の内側に白いケースが見えます。ここに乾燥剤を入れます。


ハクバ ドライボックス NEO 15L 横から見た写真
横からだとこんな感じ。スモークの色が好みです。よく見ると、床からちょっと浮いているのがわかると思いますが、15Lのケースには小さなキャスターがついてます。ゴロゴロと簡単に移動可能です。


付属していたキングドライの強力乾燥剤
ドライボックスNEOに付属しているHAKUBA『強力乾燥剤 キングドライ』。15gが3袋入ってました。


ドライボックス NEO フタ裏の白いケースに乾燥剤を入れる
フタ裏の白いケースに乾燥剤を入れます。ちょうど3つが入るように仕切りがあります。セットする際は仕切りからはみ出さないように入れます。

15g1袋で11Lの容器まで使えます。ドライボックスが15Lなので、2袋でも十分かなと思いましたが3つ入れておきました。

この乾燥剤については、随分と悩まされました。詳細は後ほど。


ドライボックスネオ フタにちゃんとセットします
フタの裏に白ケースをしっかりとセットします。しっかりはまると、パチン!と音がします。あと、フタの淵には白いパッキンがあります。これのおかげでドライボックスがしっかりと密閉されます。


今回収納するカメラとレンズ
これが今回入れておくカメラとレンズ一式。

カメラ本体はD7000が1つ。レンズは、Nikon 35mm F2D、Nikon DX 16-85mm、Nikon DX 55-300mm、Tamron 90mm F2.8、の4本。35mm F2DとTamron 90mmはたまに使うので、ドライボックスに入れておくか悩みましたが、湿度が高い時期なので入れておくことにしました。


ドライボックス NEOに機材を入れてみる
カメラとレンズが傷つかないように、緩衝材を入れてみました。まぁ、この箱を持って持ち運ぶことはないので、緩衝材は外してもいいかなと。緩衝材がなければ、もうちょっと入りそうです。あと、底には繊維が出ないタオルを敷いてます。


ドライボックスネオ 蓋を閉じる
衣装ケースと同じように、左右の取っ手部分をバチンと締めて密閉します。作りはしっかりしてますね。


購入した湿度計
別で購入した『HAKUBA 湿度計C-44 KMC-44(※以下の写真のものは旧型タイプです。最新のモデルは若干形状が異なります)』。湿度のみのシンプルなタイプ。固定用の小さな吸盤が付いてます。


湿度計 C-22 裏に吸盤を取り付ける
裏に吸盤をセットすれば、ドライボックスの側面につけることができます。

ただ、この吸盤だと湿度計がドライボックスの内側に向いてしまうので、外から湿度を確認しづらい。

というわけで、100円ショップで別の吸盤を買ってきました。


100円ショップで買った吸盤
近所のセリア(100円ショップ)で、買ってきたのがこれ。「スイング吸盤フック 小」という商品名でした。これが3つ入って108円。


スイング吸盤フックを湿度計にセット
貼付面に湿度計を向けたいので、フックがスイングするタイプを使います。


スイング吸盤フックで湿度計を設置
こんな感じでドライボックスの側面にくっつけます。湿度計が外を向いてますね。


外から見た湿度計
多少暗くても、外からちゃんと湿度が確認できるようになりました。

これで一安心!と思いきや...。

蓋をして1日経過しても、湿度が下がらない。不良品???

乾燥剤もセットした、機材も入れた。あとは、蓋を閉じて湿度が40%前後(カメラやレンズの保管に最適な湿度はこれぐらい。下がりすぎると、逆に電子機器やゴムなどに悪影響が出ます。)になれば一安心。

約1日放置して湿度を確認してみると...

左がドライボックスのフタを閉じた直後の湿度計。右が24時間後。
ドライボックス内の湿度の変化

・・・は?・・・59%??

蓋を閉じて数時間、気になって何度もチェックしてましたが、ほとんど湿度に変化がありませんでした。おかしいなぁ、とは思ってたんですが、24時間経ってもほとんど湿度が変わらないとは...。


湿度計が壊れてるのかと思って、ドライボックスの蓋を外してみると...

ドライボックスのフタを外してみると
一気に5%も下がって、55%に!冷房入れてる室内の方が湿度が低かった。。。もう一つ持ってた別の湿度計と比較すると誤差5%未満でした。湿度計はちゃんと機能してました。

Amazonにある強力乾燥剤キングドライのレビューを見てみると、1日で5%下がった、とか、10%下がったとかはありましたが、さすがに1%っていう方はいませんでしたね。

率直に、どう考えてもおかしいと思ったので、HAKUBAにメールで問い合わせてみると...すぐに返信が届きました。

ご担当者さんによると...

  • キングドライはカメラ機器保管用として開発された特別な乾燥剤
  • 包材が通常の石灰乾燥剤と異なり、透湿度が低いナイロン包材を採用
  • それによりカメラ機器に適した40〜50%程度での長期にわたる湿度維持が可能
  • この仕様により湿度が40〜50%になるには数日程の時間を要する
  • 使用条件や環境により、それ以上の時間を要する場合もある

ということでした。

要するに、長期間湿度を維持するためにすぐには湿度が下がらない仕様になっているということですね。数ヶ月間、使用することのないカメラ機材を保管するための乾燥剤というわけです。

というわけで、うちのキングドライ強力乾燥剤は不良品ではないようです。試してませんが、1週間ほど放置しておけば湿度は40〜50%に下がると思われます。

僕の場合は、月に何度かはドライボックスを開け閉めをするはず。開けるたびに湿度が上がって数日間経過しないと理想の湿度まで下がらないというのは、カメラにあまり良くないはず。というわけで、シリカゲルの乾燥剤を別で購入しました。

シリカゲルの乾燥剤を1つ追加したら、ちょうど良い湿度に!

なんでも除湿シリカゲル
購入したのが、シリカゲル乾燥剤『なんでも除湿シリカゲル 20g×20個入り』。これで750円ぐらい。


なんでも除湿シリカゲル 繰り返し使えます
何にでも使えるシリカゲルの乾燥剤。お菓子も靴の中もタンスの引き出しも、なんでも除湿してくれるすぐれもの。

ブルーの粒がピンクに変わったら、電子レンジで加熱して再び使えるエコな除湿剤です。加熱する際は、袋から取り外して加熱しなければいけないのがちょっと面倒かな。

こいつがいい仕事してくれました!

ドライボックスneo 理想的な湿度に
20gのシリカゲル乾燥剤を1袋、ドライボックスネオに入れてみると。

24時間後には、理想的な湿度40%になりました!

たった1袋入れただけなのに、この即効性!シリカゲルすごい!数日間、悶々としていた悩みがすっきり解決しました。これで安心して大事な機材を保管できます。

乾燥剤でお悩みの方。シリカゲル乾燥剤はおすすめですよ!

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