ブロガー必見!3行以内で読者の心をつかむ10のパターン

  • 更新:
  • 公開:2016.6.30
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ブロガー必見!一瞬で心をつかむ文章を書く方法

もっとブログのページビューを増やしたい!直帰率を下げたい!最後まで読んでもらいたい!

そんな悩みを持っているブロガーのあなた。もう一度文章を書くことがどういうことなのか、おさらいしてみましょう。ブロガーだけでなく、サイトを運営している方、Web担当者さん、企画書・提案書を作ることが多い方も一緒にどうぞ。

実はどんな文章にも通用する「3行以内で心をつかむパターン」があるんです。それを教えてくれるのが、人気長寿番組「世界ふしぎ発見!」などの原稿を書かれている石田章洋さん著『一瞬で心をつかむ文章術』(明日香出版社)です。

これまで色々と文章術の本を読んできましたが、僕のバイブルになっている2冊『読ませる技術―コラム・エッセイの王道』『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 (新潮文庫)』と肩を並べるぐらい充実した内容でした。

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3行以内で読者の心をつかむ10のパターン

本書の構成は以下の通り。

01章 なぜ文章を書くのが苦手なのか?
02章 テーマに迷わない方速く書ける!
03章 ネタ集めに迷わないから速く書ける!
04章 組み立て方に迷わないから速く書ける!
05章 速く書き続けるには?
06章 書き出しで迷わないから速く書ける!
07章 「?!」をちりばめ、心をつかむ文章にする!
08章 最終チェックで心をつかむ文章にする!
09章 「速く」「面白い」文章を書く習慣作り


心をつかむ文章の書き方だけでなく、

  • 文章を書く心構え
  • 記事の組み立て方
  • 推敲の仕方
  • どうやれば「速く」「面白く」書き続けられるのか
  • 「心をつかむ」「面白い」文章を書く習慣作り

を最適な文章でまとめてあります。


その中で今回取り上げるのが「06章 書き出しで迷わないから速く書ける!」に書かれている「つかみ」の10パターン。これをマスターすれば、読者の心を一瞬でつかむことができます。

1. クイズ形式にする

「なぜ美人は3日で飽きるのか?」
「なぜ人はスターバックスに集まるのか?」
「なぜ政治家は嘘をつくのか?」

といった問いかけから、自分が言いたいテーマに落としこんでいくのです。

思わず共感する“あるあるネタ”になればなるほど強力に読者の心をつかむことができます。共感は大切ですね。

2. 逆説で惹きつける

例『千円札は拾うな』

<中略>こうしたビジネス書のタイトルのように、普通の人が「え、どうして?」と思うような逆説は、書き出しにも効果を発揮します。

「千円札は拾うな」って言われたら「いやいや、なんで?」「普通なら拾うでしょ」と突っ込みたくなりますよね。あえて常識をひっくり返すことで、興味を引きつけることができます。

3. いきなり「感情」を訴える

メロスは激怒した。

誰もが知る、太宰治『走れメロス』(新潮文庫)の最初の一行です。メロスの「強い怒り」の感情から入ることで、いきなり、物語の世界に引き込まれてしまいます。

文章だけでなく映像の世界でも「感情」をいきなり訴えて「つかみ」にするのは常套手段のようです。ちょっと前に話題になった野々村元議員。ほとんどのVTRが“号泣”ではじまってました。人が感情を表していると、どうしても気になるのが人間です。「どうしたんだろう?」という疑問を頭に浮かばせられたら、さらに読み続けてくれます。

4. ミステリアスな要素を入れてみる

よくあるのは「〜には、ある理由がある」「〜には、ある秘密がある」など、「ある」などの言葉で、核心部分をぼかす手法です。人は「謎」があれば、かならずその答えを知りたくなりますから、本文に誘いやすくなります。

「ある理由ってなんだろう?」「どういうことだろう?」など、読者の頭に「?」を強く浮かべさせる。すると、ある情報は与えるがある情報は隠しておく、という「情報の空白」が出来上がります。興味深い書き出しのテクニックですね。

5. あなたの「読者に呼びかけて」始める

「あなたは今、こんなことに悩んでいないでしょうか?」
「どんなダイエット法を試しても続かない、あなた。もう嫌になっていませんか?」
「婚約したのはいいけれど、いざ挙式が近づくと憂鬱な気分になることはありませんか?」

…など、あなたが想定する読者に直接、呼びかける文章で書き出してみるのです。もちろん、テーマから逆算してターゲットを設定しても構いません。

人は当事者意識がないと、文章を読む気になりません。タイトルや文章を読んだ時に「あ、自分のことだ」と思わせる。そうすると文章にぐっと引き込まれます。ポイントは「皆さん」と書くのではなく「あなた」にすることです。

6. 書き出しで「共感」を得る

「先日、恵比寿のしゃれたビストロに行きました…(※このあと、店紹介が続きますが割愛します)。そこで合コンをすることになったのですが、問題は女子チームの中に、いわゆる“ぶりっ子”がいたこと。

この書き出しと次の書き出しを読み比べてみてください。

「男の人は、本当に女を見る目がないと思う。“ぶりっ子”の本性も見抜くことができないのだから」

明らかに後者の方が続きを読みたくなりますよね。

書き出しで、共感を得ることができれば、多くの読者がまるで知り合いの書いたブログを読むような感覚で、読み続けてくれるのです。私たちも読者に、共感を得ることができる書き出しを目指しましょう。

最後まで読めば面白い文章も、書き出しで失敗すれば、多くの読者が読むのをやめてしまうんです。しっかりと覚えておきましょう。

7. そこはかとない“不安”を感じさせる

「知らないと損をする◯◯をご存知でしょうか」
「やってはいけない◯◯をあなたはしていないでしょうか」
「◯◯については、多くの人が勘違いをしています」

といった書き出しは、読者の安全・安全欲求に訴えますので、本文への強い導入になります。

不安をあおって人の心をつかむ手法は、昔から多用されてきました。今でもマスコミやチラシ、ホームページでも使われているのでご存知の方も多いでしょう。ここまで多く使われるのは、それだけ人の心を一瞬でつかむ効果が高いから。

ただ、あおりすぎると胡散臭くなってしまうので、ほどほどに。

8. “流行っている”と思わせる

情報番組やワイドショーの鉄板ネタと言えば、なんといっても“流行りもの”情報です。「表参道に新しい行列を発見!」などと切り出せば、それまでテレビはつけっぱなしでスマホゲームに熱中していた人も、すぐさまテレビに視線を向けます。

日本人はとくに“流行りもの”に弱い傾向が強いようです。

日本人は、みんなが注目しているものを知りたがる傾向が強いです。テレビの情報そのまんまを自慢げに語る人が結構多いです。「7」の不安でつかむ書き出しの変形バージョンですね。

9. “旬”の話題から書き出す

今、世間で話題になっているできごとから書き始めるのも、“つかみ”としては有効です。

例えばオリンピックが開催されている時期であれば、 「女子柔道の××選手が金メダルをとりました。表彰式でメダルをかじる表情が可愛かったですね」といった話題で書き出します。

そして、「ところで“氷食症”をご存知でしょうか?金メダルでなく氷をやたらとかじってしまう病気です。なんと約2割の女性が、この“氷食症”を発症するといいます」などと展開させます。

新聞のコラム欄などでよく使われている手法です。旬の話題を前につけることで、たくさんの読者と情報の共有や共感ができます。読者の心をつかんだまま本文へ。最後にまた旬の話題を持ってくると、思わず「うまいなぁ」と感じさせる文章がのできあがり。

10. “衝撃的な内容”で書き出す

例「文部科学大臣賞を満場一致で受賞した作文」

 父が、逮捕された。
 自宅には家宅捜索が入った。毎日「いってきます」と「ただいま」を繰り返す門扉は、マスコミ陣で埋め尽くされた。
 2015年5月26日、夕刻のことである。

ベストセラー推理小説のような書き出しですね。この続きが気になります。

この作文は、第55回全国小・中学校作文コンクールで、静岡サレジオ中学校2年の高田愛弓さんが書いたもの。満場一致、最高得点で文部科学大臣賞を受賞しました。

衝撃的な出来事はあまり起きないかもしれませんが、今書き出しは素晴らしいです。一瞬で引き込まれますね。

NG!読まれない書き出しはこれ

この10パターンを駆使すれば、あなたの文章は必ず本文まで読まれるはず。

本文でのテクニックについては本書を熟読してください。豊富な例で、すごくわかりやすいですよ。


最後に「やってはいけない書き出し」について。

…「これだけはやってはいけない」というタブーもあります。それは「最初の一文をだらだらと長く書くこと」です。試しに、ここまでの4行の文章をあえて、長々と書いてみましょう。

“つかみ”になる書き出しのパターンを書いてきましたが、その一方で例えば「最初の一文がだらだらと長い」といったような「これだけはやってはいけない」というタブーもありますので、みなさんも気をつけてください。

こうした長い一文が、もし書き始めにあったら、勢いが失われてしまいます。

だらだらと長い一文は、読んでてイライラします。最初の文だけでなく、長い一文は極力避けるべきです。

名作は短い一文で始まる

これ、忘れないように。


「一瞬で心をつかむ文章術」というだけあって、無駄な文章がなく適切な文字量でとても分かりやすかった。本を読むのが苦手な人でも、ささーっと読める量です。コンパクトだから気になった時にすぐ読み返せるのも良い点かと。

文章を書くことが多いなら読むべきです。良い本ですよ。

※今回ご紹介した本はレビュープラスからいただいてレビューを書いたものです。本のレビューに興味のある方は、ぜひ登録してみてください。

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