生きるとは何か?をしみじみと考えさせてくれる浅田次郎の「椿山課長の七日間」

椿山課長の7日間

書かずにはいられないくらいに一気に読んでしまった、当たりの本だったのでご紹介。

久しぶりの書評です。

禿げたおじさんが白い花を見上げている表紙が印象的なこの本(上記表紙はKindle版。単行本・文庫本でも表示デザインは違います)。

浅田次郎の本はあまり読んだことなかったんだけど、Kindle版が安かったのでポチッとして読み始めたらもう最後、どどーっと一気に読んでしまいました。

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あらすじ&生きるとは?

ストーリーは、デパートの中年課長「椿山課長」が激務がたたって46歳という若さでぽっくりと死んでしまう。

気がついたらこの世とあの世の世界の間、いわゆる「冥途」で「邪淫の罪」を言い渡され、「そんなわけない!」と美女の体を借りて現世に7日間(初七日が終わるまで)だけ戻ってその疑いを晴らそうとする椿山課長。

「戻っても何もいいことはない」という冥途の役人たちの言葉を聞かずに現世に戻った椿山課長が、残した妻と息子、ボケてしまった実の父親(ホントは...?)、そして「邪淫の罪」の被害者であるデパートの同期女性係長と再会して初めて分かっていく真相...。

生きるって何だろう?自分の欲を満たすため?人に尽くすこと?

生きるってことをしみじみと考えさせてくれた本でした。ちょっとファンタジーっぽい感じも持ちつつ、シリアスな部分も持ちつつ、最後にはきっちりと感動させてくれます。

笑いたい人、泣きたい人にぴったりの本です。

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