激重だった iOS4 + iPhone 3GをOS 3.1.3へダウングレードに成功!快適です♪

iTunes iPhoneを復元

  • iOS 4、iPhone3Gにインストールしたら激重!
  • iPhone 3GにiOS4をインストールしなきゃよかった・・・
  • マルチタスクも縦横ロックもホーム画面の壁紙設定もできないなんて・・・
  • カメラのシャッター音、大きすぎ・・・
  • アプリがすぐ強制終了する

なんて思ってる方いません?僕もそんなiPhone 3Gユーザーの一人でした。

6月22日にiOS4をインストールしてから、使う度にiPhone 3Gの動作の重さにいちいちイライラするようになりました。約3週間ほど我慢してみましたが、もういい加減限界だっ!というわけで、iOS4 + iPhone 3GをiPhone OS 3.1.3へダウングレードしてみました。

基本的な方法はiOS4の遅さがどうしても気になったら...。iOS3.1.3にダウングレードする方法 : ライフハッカー[日本版]を参考にさせていただきました。

iPhone 4やiPhone 3GSを快適にお使いの方はスルーでお願いしますw。

以下、Mac OS X 10.6.4の場合ですが、Windowsの場合も必要箇所を明記しています。

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iOS4をiPhone OS 3.1.3にダウングレードする方法はこんな感じ。
  1. iPhone OS 3.1.3 のバックアップを探す
  2. iPhoneをDFUモードにする
  3. iPhone OS 3.1.3にダウングレードする
  4. iPhone のバックアップファイルを探し、設定を復元

iPhone OS 3.1.3 のファームウェアを探す

PC上にファームウェアがある場合は「~/ライブラリ/iTunes/iPhone Software Updates」のフォルダの中に、「iPhone1,2_3.1.3_7E18_Restore.ipsw」か「iPhone1,1_3.1.3_7E18_Restore.ipsw」があります。
(Windowsの場合は、C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\Application Data\Apple Computer\iTunes\iPhone Software Updates)

もしなかったらiClarified - iPhone - Where To Download iPhone Firmware Files FromにリリースされたiPhoneのすべてのファームウェアがあるので、そこからダウンロードしてください。

僕の場合はPCに上記ファイルがなかったので、iPhone1,2_3.1.3_7E18_Restore.ipswをダウンロードし、あとで分かりやすいようにデスクトップに移動しておきました。

ダウンロードついでに、後で使うRecBootもダウンロードしておきましょう。iPhone OS 3.1.3にダウングレードして、最後の起動の時に使います。

iPhoneをDFUモードにする

準備が整ったらいよいよiPhoneをDFUモードに。

  1. iPhoneをiTunes(PC)に接続
  2. スリープ/ロックボタン(右上のボタン)を数秒押した後、画面上で電源オフをスライドして電源を切る
  3. スリープ/ロックボタンとホームボタン両方を10秒ほど押す
  4. スリープ/ロックボタンから指を離し、ホームボタンだけそのまま押し続ける

iTunesから下記の「iTunesはリカバリモードのiPhoneを見つけました。」というメッセージが表示されれば成功です。
iTunes リカバリモードメッセージ

表示されない場合は、上記1からやり直し。

※DFUモードに入ってるiPhoneを元に戻すには、スリープ/ロックボタンとホームボタンの両方をしばらく押すと、解除され立ち上がります。

iPhone OS 3.1.3にダウングレードする

上記メッセージのOKボタンをクリックし、iTunesの「デバイス」の下にあるiPhoneを選択。そして、alt/optionキーを押しながら復元ボタンをクリック。(Windowsの場合はshiftキーを押しながらクリック)

iTunes iPhoneを復元

ファイル選択ウィンドウが表示されるので、ステップ1で探したiPhone OS 3.1.3ファームウェアを選択すると、復元が始まります。

10分ほどで、iTunesには下記のエラー画面、iPhoneには「iTunesと接続」画面が出てきます。

iTunes iPhone復元エラーメッセージ

エラーは無視して、ステップ1でダウンロードしたRecBootのRecBoot Exit Onlyを起動し「Exit Recovery Mode」をクリックします。(Windowsの場合は「.NET 4.0」が必要です。XPが動かない場合は、RecBootをコンパチビリティモードで起動してください。コンパチビリティモードは、右クリック→実行→プロパティ→コンパチビリティ→Run this program in compatibility mode for WindowsXPの順です。64-bitシステムの方は、「libusb」も必要)


RecBoot画面

しばらくすると、iPhoneがiPhone OS 3.1.3で起動しますので、ダウングレードはこれで成功!

iPhone のバックアップファイルを探し、設定を復元

iOS4以前の状態に戻すために、バックアップファイルの中から該当ファイルを探します。バックアップファイルがない方はiPhoneが工場出荷時の状態になりますので、バックアップファイルの有無を確認してからダウングレードすることをお薦めします。

バックアップファイルは、

Mac:~/ライブラリ/Application Support/MobileSync/Backup/
(Win:マイフォルダ\Application Data\Apple Computer\MobileSync\Backup\

の中の数字と文字が羅列されたフォルダです。Backupフォルダの下に複数のフォルダがある場合は、iTunes>環境設定>デバイスからフォルダ日付を元にどのデバイスのバックアップなのか判断してください。

僕の場合は、上記場所には4.0のバックアップしかありませんでしたので、タイムマシーンのバックアップの中からiOS4にアップグレードする直近のフォルダをBackupフォルダに入れて復元を行いました。

iPhone 3GをOS 3.1.3へダウンロードした結果

約1ヶ月前の状態に戻っただけなんですが、非常に快適です!

iPhone 3Gもまだまだ使えることが再確認できました。アプリも全く落ちませんし、文字入力のモッサリ感もほとんどありません。こんなに快適なら、もっとはやくダウングレードすれば良かった。iPhone 3Gが生まれ変わったような感じ♪

いくらiPhone 3G対応のiOS4アップデートが出てこようが、OS自体はますます重くなりそうなので、iPhone 3Gはこのまま3.1.3で使い続けます。アプリもiOS4対応のものが増えてくると思いますが、iPhone 4を買うまでは割り切って使っていくつもり。あ〜、すっきりした〜♪


※上記方法はアップルのサポートの対象外&100%の保証はできませんので、くれぐれも自己責任でお願いします。アップグレードやダウングレードの際は、バックアップするのをお忘れなく。

追記

2010.8.22 追記
コメントにiPod touch 2Gの方からのご意見をいただきました。
情報をお持ちの方はコメントしていただけると助かります。

2010.8.31 追記
ダウングレードしたiPhone 3G その後。

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