レビュープラス
より献本いただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
大前研一氏が、過去に雑誌や新聞などに寄稿した言葉を、分かりやすく4つの章に分けた珠玉のメッセージ集。
「先の見えない世の中、読者のやる気がフルチャージされる栄養ドリンク剤のような本」にしようという目的で、「若い人に響くメッセージは若い人に選んでもらおう」ということで、大学生が言葉を選ぶというちょっと変わった趣向で作られている。
「若い人」という範囲がどこを想定されているか不明だが、21世紀の知識社会を生きていくためにはどの世代の人も読んでおいて間違いのない内容だと思う。
本書の構成は以下。
まえがき各章毎にメッセージが寄稿した内容毎に箇条書きで、かつ重要なものは大きな文字で掲載されているので、非常に読みやすい。大前研一氏の珠玉のメッセージ集というのも頷ける。
第1章 教育論
- 限界のない夢を持ったかつての日本経営者たち
- 偏差値教育の愚
- 答えのない時代の「教えない教育」
- 自分の人生、他人に答えを求めるな
- 世界から学べ
- 情報化社会の親と子の考え方
- マニュアル通りにはやるなーRPG世代はニッポンを変えられる
第2章 日本の若者への伝言
- 好きなことをやれ・好きなことなら成功する
- 悩むのと考えるのは違う
- 英語から逃げるな
- IT
- 論理思考 問題解決
- グローバルリーダー
第3章 「親」論
- 30年前の常識を押し付けるな
- 親子の絆
- 教えるな、子供と一緒に答えを見つけよう
- よき国際人であるまえに、まずよき家庭人、よき地球人になる教育を
第4章 こんな大学を創らなければ日本に未来はない
- 若い世代の可能性
- 21世紀の大学の役割
- 自分の腕で食える人間
- 大前流 未来派教育の創造
- 突き破る(ブレークスルー)力
- ジャングルを切り拓くパスファインダー
- とことんやってみよ
- オンラインでの未来派学習法(インタビュー)
第5章 「大学生で大学作ろう委員会」メンバーの生の声を聞く
- 21世紀の道の見つけかたとは?
最も実感させられたのが、私が受けてきたこれまでの日本の教育について。
これまでの文部省が指導してきた教育方法が、答えを与える教育であり、「自分で考える」ことを子供たちに課してこなかったことを文章として読むことで、あらためて実感させられたし、危機感を感じた。
何事にも興味を持ち、常に考え、会社の会議などでは賛成であっても、反対と仮定して反論を考えてみたりと、何事に対しても満足することなく常に"自分で考える"こと、それも論理的に問題を解決する力を養っていかなければならないと思わせてくれた良書。
付属のDVDでは大前研一氏の大学での講義の映像やインタビューを見ることが出来る。
"好奇心"の大切さ、ちょっと忘れかけてた。









