Windows7が発売されましたが、たくさんある種類のうち、いったいどれを買ったらいいのか分からないっていう方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
Windows7は、6つのエディションがラインナップされており、下位エディションから「Starter」「Home Basic」「Home Premium」「Professional」「Enterprise」「Ultimate」と機能別で分かれています(上位エディションは下位エディションの機能をすべて含む。日本では赤文字のみパッケージ販売)。
さらに、自作パソコンユーザー向けのDSP版もありますし、それぞれでアップグレード版もあります。
種類は豊富ですが、正直言って分かりにくい。
という訳で、個人で使うのか、ビジネスで使うのか、アップグレードするのかというケース別で分けてみました。
■日本で発売される各エディションの小売価格は以下の通り。
()内はアップグレード版。
Windows 7 Home Premium:26,040(16,590)円
Windows 7 Professional:39,690(27,090)円
Windows 7 Ultimate:40,740(28,140)円
■一般的な個人ユーザーの場合
Home Premiumエディション。
ただし、WindowsXPでしか動作しないアプリケーションを使いたい方は、WindowsXPモードに対応するProfessionalかUltimateを購入する必要がありますが、ProfessionalとUltimateの価格差が1,000円程度しか変わらないので、Ultimateの方がお得です。(機能でいうとUltimateにはBitLockerドライブ暗号化と多言語対応の2つが含まれます)
ただし、XPモードはハードウェアレベルでの対応が必要なので、購入前に対応スペックを確認するようにしてください。
■ビジネスで使うユーザーの場合
ProfessionalかUltimateのどちらか。
ドメイン参加やリモートデスクトップ、WindowsXPモード、ネットワークバックアップといった、ビジネス向け機能が含まれます。ただし、先述のようにProfessionalとUltimateの価格と機能の差を考慮して選ぶのがいいかも。
■アップグレードする場合
自分に必要なエディションが分かったら、あとは価格の安いアップグレード版が使えるかどうかを確認します。アップグレードするには、アップグレード前のOSがWindows Vistaで、32/64bitのシステム変更がなしという条件があります。WindowsXPやそれ以前のWindowsでは、Windows7へアップグレードできません。
また、Windows Vistaのエディションによってもアップグレード出来ないもがあります。Ultimateにはどのエディションからでもアップグレードできますが、それ以外は同じエディションのみでアップグレードが可能です。
Vista Home Basic → Home Premium,Ultimate
Vista Home Premium → Home Premium,Ultimate
Vista Business → Professional,Ultimate
Vista Ultimate → Ultimate
あ〜、選ぶだけでもいろいろ悩ませてくれますねWindowsは...。
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