忘れるために書くー「結果を出す人」はノートに何を書いているのか:書評

手帳やメモ帳が好きな人はもちろん、仕事に悩んでいるビジネスマンにとって、手にとって読んでみたくなるタイトル。


著者は花王株式会社で働き、プライベートでも社外の社会人向けに勉強会や交流会を多数主催し、テレビや雑誌でも取り上げられ、いつしか「スーパーサラリーマン」と呼ばれるようになった美崎栄一郎さん。

その著者がこれまでに培ってきたノート術が、惜しげもなく掲載されている。

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全体を通して著者は「社会人のノート術は、学生のノート術とは全く違う」「忘れるために書く」ということを述べている。

社会人になると、新人の頃は上司から仕事を学び、部下を持つようになると、部下の教育はもちろん、上司とも連携しながら仕事をしなければならない。そうなると、すべてを自分の頭の中に記憶しておくことは到底不可能。そうすると、手帳やノートにスケジュール・プロジェクトの内容・タスクリスト・連絡事項などメモすることになる。

その時に著者が行っているのが、「メモノート」「母艦ノート」「スケジュールノート」の3冊を使ったノート術。本書の内容はこうなってます。

第1章:3冊ノート術の概要
第2章:ノートの選び方から使い方 付箋の超活用法まで
第3章:ノートを使った仕事術
第4章:ノートを使った時間管理術
第5章:自己投資のためのノート術
第6章:デジカメやiPhoneなどのデジタルツールを使ったノート術
第7章:おすすめ文房具30点

3冊ノート術を簡単にまとめると、普段のアイデアや連絡事項などを切り離し可能な&持ち運びに便利なメモノートに書き、必要なものを母艦ノートに張ってまとめ、プロジェクトも1案件ごとに母艦ノートに見開き1ページにまとめて、スケジュールノートを参照しながら母艦ノートで進めていく、といった流れ。

付箋の活用法や、iPhoneなどのデジタルツールを使った方法には目新しいものがあって使わせてもらおうと思いましたが、読み終わって思ったのが「面倒くさそう」でした。

というのも、私は普段の手帳の使い方は、能率手帳ゴールドひとつにスケジュールからタスクリスト、メモまでをまとめるやり方をしていましたし、iPhoneもEvernoteを使っていましたので、3冊もノートを使い分けるのは面倒だなと。

自分のノート術が出来上がっておらず、いろんなノート術を学びたい方にはお薦めの一冊。

文房具が好きな私は、第7章のおすすめ文房具が一番おもしろかったかも。

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