この本は久しぶりにワクワクした本でした。面白い!
小学校の頃、初めてファミコンを買ってから任天堂との"お付き合い"が始まり、それからいろんなゲームをやったよなぁ、なんて懐かしく思ったと同時に、あんなに夢中にさせてくれたファミコンやゲームボーイ、スーパーファミコンを世に送り出した方々について、恥ずかしながら初めて知りました。
あのドンキーコングやスーパーマリオを作った宮本茂さん、2002年に代表取締役社長に就任し、DSやWiiを世に送り出した岩田聡さん、そしてオクトパスなどのゲーム&ウォッチ、そしてゲームボーイなどのヒット商品を生んだ横井軍平さん。そして、一番忘れてはならない、現相談役で任天堂の3代目社長の山内溥さん。
花札屋から始まった山内溥さんの任天堂での活躍ぶり、カリスマぶりなどが岩田さんのインタビューなどを通してすっと頭に入ってきます。この本で一番印象に残った山内さんと岩田さんのエピソード。
「山内溥という人は、何にこだわっていたか。『娯楽はよそと同じが一番アカン』ということで、とにかく何を作って持っていっても、『それはよそのとどう違うんだ』と聞かれるわけです。『いや、違わないけど、ちょっといいんです』というのは一番ダメな答えで、それではものすごく怒られる。それがいかに娯楽にとって愚かなことかということを、徹底していたんですね。で、そういう意味では、『よそと違うことをしなさい』ということは、我々のDNAの中に深く刻まれています」
あと、山内さんが岩田さんを代表取締役社長に抜擢した経緯なども書かれており、仕事は楽しいかね? 2 に書かれていた、人を採用するまでのつながりをまたあらためて考えさせられました。
任天堂に興味のある方はもちろん、世界を代表する企業に成長した任天堂の経営方針を知りたい方、読んで損なし!










