人生のバイブル！巨万の富を築いた男の生き方　本多静六『私の財産告白』

普通のことを徹底的にやれば普通じゃなくなる日がやってくる

『私の財産告白』本田静六 著

読まなきゃならん本がたまってるというのに、また浮気。

最近、技術的な本よりもこういった啓発本、特に体験記に目がいく。

勉強しなきゃならないのに。。。これもオレがもうすぐ30歳という年代のせいかな？

この人、「4分の1天引き貯金」を25歳の時に始めて、60歳の時には数百万の貯金（1920年頃の物価は現在の約500分の1だから、十数億円！）、株式、家屋等の他に、田畑、山林1万余町歩（東京ドームが約4.5町歩ね）、別荘6ヶ所という財産を築いたおじさんです。

こう書くと、何か起業して大会社を経営した、最近でいうとホリエモンみたいな人なんだろーなと想像する人もいると思うけど実はこの本多さん、フツーの大学教授。

まだ3分の1しか読んでないんだけど、ホントに普通のことしか書いてない。

でも、その普通のことを徹底的にやることで普通が普通じゃなくなってます。

自分で決めたことをこなしてるだけです。

自分で決めたルールって、守り続けることが一番難しいと思う。

人と約束したルールを破ると、いろんな人に迷惑がかかるから必ず守ろうとするけれど、自分で決めたルールは自分以外の縛りがないから、いとも簡単に破ることができる。

自分に甘いと、何も成し遂げられないってことですかね。